浜屋投手は、これまで149キロが自己最速でしたが、今季の成長が顕著に表れてきています
浜屋投手は、2019年のドラフトで2位指名を受けて入団しました
しかし、左足の手術を行った関係で、近年は球速が減少傾向にあり、昨季は直球が130キロ台に留まっていました
その結果、オフには戦力外通告を受け、育成契約へと切り替わることで、選手生命を懸けたシーズンとなったのです
しかし、浜屋投手は4月下旬から147キロや148キロを記録するように球速が戻り始めました
もともと彼は、軸足である左足をしっかりと使えず、投球時に一塁側に流れやすかったことが影響していたと分析されています
そのため、専門家や周囲からのアドバイスを受け、悪癖を修正することで安定した投球ができるようになったといいます
22日のイースタン・ロッテ戦では、8回に併殺を奪う大事な場面で、135キロのカットボールを見事に投じ成功を収めました
これにより、浜屋投手は公式戦での存在感を強めています
プロ6年目にしてようやくチャンスが巡ってきた浜屋投手
酷暑に向けてリリーフ陣が求められる中、彼の復活は非常に厳しい競争を勝ち抜くための大きな要素となるでしょう
現在、支配下選手枠には残り4つの枠があり、特に好調な外野手仲三河優太（22）も昇格に近づいている影響で、浜屋投手にとっての明かりは迅速なアピールです
「（登録期限が迫る中で）もっとアピールしていければ」と意気込んでいます
記事提供者: 金子真仁浜屋投手の復活は多くのファンにとって嬉しいニュースです。特にプロ野球選手において、球速の向上は非常に重要な要素であり、今後の活躍が期待されます。困難を乗り越えた彼の姿勢は、他の選手にも勇気を与えることでしょう。
キーワード解説
- 育成契約とは？育成契約は、一般的にはプロ野球選手が球団と結ぶ契約の一種で、通常の支配下選手契約に比べて選手の出場機会が限られるものです。
- トミー・ジョン手術とは？トミー・ジョン手術は、肘の靭帯を修復する手術で、特に投手に多く行われます。この手術を受けた選手は、球速が戻ることがあります。
- カットボールとは？カットボールは、ピッチャーが投げる球種の一つで、直球よりも微妙にコースを外れることで打者を混乱させます。
