阪神・百崎蒼生内野手、プロ野球昇格を目指し奮闘中

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阪神タイガースの2軍選手、百崎蒼生内野手(19)が、1軍昇格を目指して活動している

彼は今季、高卒2年目として挑戦しており、ウエスタン・リーグでは一時期、首位打者の座に立つなど打撃面での成長を見せている

さらに、彼は“懲罰交代”という厳しい経験を乗り越え、守備と打撃の両方においてスキル向上に努めている

昨年との成長の差

百崎は昨年のウエスタン・リーグで74試合に出場し、打率はわずか.185と精彩を欠いていた

しかし、今年は打率.347を記録するなど大きく成長しており、キャンプやオフシーズンにコーチとの打撃改良に取り組んできた結果が顕著に表れている

「以前は足を上げていたから前に突っ込みやすかったが、すり足にしてから打てるようになった」と自身の成長について語った

プロの厳しさと経験

4月20日のウエスタン・リーグ・広島戦では「1番・遊撃手」として出場したが、簡単なゴロを後逸してしまい、懲罰的に交代を余儀なくされた

試合後、彼はサブグラウンドで守備練習を2時間半も行い、「悔しいです…」と一言つぶやいた

これを受け、山崎2軍内野守備走塁コーチは「1軍で守備がこうなってしまったら勝てない」と厳しい言葉をかけ、彼の成長を期待していた

今後の展望

プロの厳しさを実感した百崎は、その経験を活かすことを心掛けるようになった

2か月経った今、「準備も大切ですが、エラーが起きる前に何ができたかを考え直しています」と意識の変化を語る

記者から「ファームで経験を積みたいのか、それとも今すぐに1軍に昇格したいのか」という問いを受けた彼は、即座に「1軍に上がりたい

経験してみたい」と答えた

高い志を持つ彼は、1軍の切符をつかむべく奮闘を続けている

阪神タイガースの百崎蒼生選手は、プロとは何かを実感する厳しい経験を経て成長を続けています。特に、懲罰交代を通じて守備や打撃への意識を変えるなど、若き才能はさらなる向上を目指す姿勢を見せています。今年の活躍が1軍昇格に繋がることを期待したいです。
キーワード解説

  • 1軍とは?:プロスポーツチームにおいて、主力選手がプレーする最高のリーグやチームのことを指します。
  • ウエスタン・リーグとは?:プロ野球の二軍チームが所属するリーグの一つで、主に西日本のチームが参加しています。
  • 懲罰交代とは?:選手がミスを犯した際に、即座に交代させられることを意味します。
  • 打率とは?:選手のヒット数を打席数で割った割合で、選手の打撃成績を示す重要な指標です。

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