その中でも、甲斐拓也捕手(32)が悪戦苦闘している状況が続いている
今季はソフトバンクから移籍し、開幕スタメンとしての期待がかかったが、成績は波があり、特に5月から成績が低迷している
甲斐は、開幕から3・4月の成績で打率3割1分6厘、2本塁打、9打点を記録し、まずまずの活躍を見せた
しかし、5月には打率1割9分6厘、6月には2割にまで低下
5月30日の中日戦での勝利以降、自身が出場した試合では勝利がなく、投手陣も計4失点以上と厳しい状況が続いている
捕手にとって、投手や対戦打者の調子に影響されるため、甲斐だけを責めるのは酷である
しかし、チーム関係者は「甲斐は雲の中にいる状態」と不安の声を漏らしている
盗塁阻止率が4割5分2厘でリーグトップを記録した2019年から、昨季は3割2分9厘へと低下しており、その影響で相手チームからの攻撃に隙を与えている
前出の関係者は、「走者を刺せない状態が続くと、相手に攻撃のチャンスを与えてしまう」として、甲斐が抱える課題を指摘
甲斐はブロッキング技術や経験を生かし、今は新たなスタイルへの再構築が求められる魅力ある選手である
苦境を乗り越え、進化を遂げる姿に期待がかかる
甲斐拓也選手の苦境には多くの要因が影響しているようです。しかし、彼の豊富な経験と技術をもってすれば、逆境を乗り越える可能性が十分にあります。選手としての成長を期待したいところです。
キーワード解説
- 捕手とは?捕手は野球で投手の球を受けるポジションで、相手打者からの走者を阻止する役割も担います。
- 盗塁阻止率とは?盗塁阻止率は、捕手が走者を刺す成功率を示す指標で、高い値が求められます。
- ブロッキング技術とは?ブロッキング技術は、捕手が投球を受ける際にボールが暴れても落ち着いて処理できる技術を指します。

