しかし、6月12日に行われた中日戦で勝利を収めた後、岸孝之投手(40)が語った言葉がチームに大きな影響を与え、7連勝の快進撃をもたらした
昨季の王者楽天は、交流戦に挑むも初戦から3カード連続で負け越し、さらには4連敗を喫していた
このような厳しいチーム状況の中で、岸投手が試合後のインタビューで「こんなもんじゃないぞ、イーグルス」と発言したことが、仲間に勇気を与え、士気を高めたのだ
この発言に対して、三木監督は「岸の言葉を聞いて思うことがあった
すごくありがたかった」と語り、チームの雰囲気が一変したことを示唆した
また、渡辺2軍監督も「まさか寡黙な岸が口に出すとは思わなかった」と驚きを示した
以降、楽天は好調を維持し、6月14日の阪神戦では5時間10分の接戦を制し、15日には延長12回のサヨナラ勝利を飾った
岸選手の言葉がチーム全体を鼓舞し、連勝を続ける原動力となった
一方で、交流戦ではパ・リーグの6チームが互いに高いパフォーマンスを発揮し、楽天自身の順位に大きな変動は見られなかったものの、新加入の外国人選手、ゴンザレスが連続安打を記録するなどチームに新たな風をもたらしている
さらに、ア・リーグ本塁打王のボイトも日本に来日予定であり、シーズン再開に向けた新たな戦力として期待されている
楽天が「こんなもんじゃない」と見せつけるために、リーグでのさらなる戦績向上が期待される
楽天は岸選手の意外な発言がチームの士気を高め、連勝につながったことが印象的です。特に交流戦で苦しみながらも、選手が互いに勇気を与える姿勢が見られました。このように、大きなプレッシャーを乗り越えるためには言葉の力が重要であることを再認識しました。
キーワード解説
- 交流戦とは?プロ野球の特別な試合形式のことで、パ・リーグとセ・リーグのチームが対戦します。
- 本塁打王とは?シーズン中に最も多くの本塁打を打った選手に与えられるタイトルです。
- サヨナラ勝利とは?試合が終わる直前に相手チームを追い越して勝利することを指します。
- ポテンシャルとは?選手が持っているかもしれない能力や才能のことを示します。

