読売ジャイアンツ、FA市場で選手獲得に挑むも筒香選手獲得ならず

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年シーズン、セントラル・リーグの連覇及び悲願の日本一を目指す読売ジャイアンツが、オフシーズン中に福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也選手をFA(フリーエージェント)で獲得することに成功しました

FAとは、特定の契約期間を終えた選手が、他のチームと契約する権利を持つ仕組みです

これまでの歴史を振り返ると、ジャイアンツはFA市場において実績ある選手を獲得してきましたが、近年は大型補強を試みるものの失敗例も多く見受けられます

その中で、獲得できなかった大物選手のひとりが筒香嘉智選手です

筒香嘉智選手について

筒香選手は、右投左打の打者で身長185cm、体重97kgという体格を持ち、1991年11月26日生まれです

彼は2009年のドラフトで横浜ベイスターズ(現:DeNA)に入団し、2014年から主軸打者として活動を開始しました

特に2016年には133試合に出場し、打率.322、44本塁打、110打点を記録、打撃部門での二冠(本塁打王、打点王)を取得しました

2019年にはポスティングシステムを利用し、アメリカのタンパベイ・レイズに移籍しましたが、メジャーリーグでの初年度は打率.197、8本塁打、24打点と苦戦しました

その後も数チームを経験しましたが、MLBの投手の速球に苦しみ、思うような結果を残せませんでした

2023年には日本球界復帰を選択し、巨人も獲得に動きましたが、古巣のDeNAと契約を結ぶ結果となりました

復帰後、筒香選手は5月6日に一軍昇格し、同日ヤクルト戦で逆転3ランホームランを放つなど存在感を示しました

シーズン通算では57試合出場、打率.188と課題も残しつつも7本塁打を記録し、チームは26年ぶりの日本一を成し遂げました

今季は経過と共に調子を上げており、完全復活に期待が寄せられています

読売ジャイアンツのFA市場での選手獲得計画は、筒香選手のように人気選手の獲得が失敗に終わることがある一方で、甲斐拓也選手のような強力な選手の加入には成功しました。プロ野球における選手の移籍問題は常に注目されており、ファンにとっても気になるテーマです。
キーワード解説

  • FAとは?選手が契約期間を終了した後に、他のチームと契約できる制度のことです。
  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグ球団に移籍する際に、母体球団が移籍を許可することです。
  • 打率とは?選手が何回打席に立ち、何本のヒットを打ったかを示す数値で、選手の打撃成績を評価する指標です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。