広島の佐藤柳之介投手、プロ初登板初先発に向けて意気込む

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広島東洋カープのドラフト2位新人、佐藤柳之介投手(22)が、2025年6月27日から始まる中日ドラゴンズとの3連戦にて、プロ初登板初先発に臨むことが発表された

新井貴浩監督(48)は24日までに「ドラゴンズ戦には佐藤を先発させる」と明言

彼は18日のウエスタン・リーグにおいて阪神タイガース相手に9回1死まで無安打ノーヒットノーランの好投を披露し、その能力が高く評価されている

佐藤は、「1年目らしく、自分らしく投げたい」と初登板に向けて強い意気込みを見せている

29日の敵地でのデビューを前に、彼は大野練習場で体を動かした後にマツダスタジアムに荷物を持参し、1軍に合流する準備を進めている

プロ初登板の背後にある努力

彼は春季キャンプを無事に終え、1年目から開幕ローテーションに名を連ねるほどの実力を示していたが、3月15日にはロッテ戦で5回4失点という厳しい結果を残し、先発枠争いから外されることとなった

その後、彼は課題に対する克服に専念し、ウエスタン・リーグでは10試合で2勝1敗、防御率2.95という素晴らしい成績を収めている

課題を克服した快投

佐藤は先日の阪神戦において、「できすぎです」と振り返るほどのノーヒットノーランの快投を披露した

この試合では、124球を投げ抜き、敵打線を零封

彼は「前回はボール球を振ってもらったり、甘い球を打ち損じてくれたりした」と、相手の打者をうまく打席で惑わせたことを分析している

中日との対戦に向けての準備

今回の登板を前に、中日ドラゴンズは左打者が多く、特に要注意選手である細川選手には2軍時代にヒットを打たれたことがある

佐藤は「走者を出さないように心掛けたい

先輩に支えてもらい、1年目らしく自分らしさを出したい」とコメントした

家族の応援も力に
佐藤の初舞台を観戦するため、家族が宮城県七ケ浜町から応援に駆け付ける予定となっている

彼の戦いぶりに注目が集まることは間違いない

佐藤柳之介投手の初登板が近づいており、彼の意気込みが感じられる。ウエスタン・リーグでの好成績をもとに初めてのプロの舞台に立つことは、彼にとって大きな挑戦であり、成長のきっかけとなるだろう。家族の応援も背に、どのような投球を見せてくれるか楽しみだ。
キーワード解説

  • プロ初登板とは?プロ選手として初めて公式戦に登板することを指し、新人選手にとって非常に重要な初舞台です。
  • ウエスタン・リーグとは?日本のプロ野球における2軍リーグの一つで、主に若手選手や復帰中の選手が出場する場です。
  • ノーヒットノーランとは?投手が一人の打者にもヒットを打たれずに試合を終える偉業を指し、非常に難易度の高い記録です。

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