横浜スタジアムのメインスコアボードが大型化、改修工事が8月からスタート

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横浜スタジアムを本拠地とする横浜DeNAベイスターズは、8月からメインスコアボードの改修工事を行うことを発表しました

この改修工事では、老朽化したスコアボードのフレームを含めることから、新たなスコアボードは横に88メートル、高さ12メートルという国内で屋外球場として最大のサイズに生まれ変わります

このプロジェクトは「コミュニティボールパーク化構想」に基づき、スタジアムで野球の観戦経験がない人々も友人や家族と集まって楽しめる場所を提供することを目的としています

地域のさまざまなコミュニティが"野球"を通じて交流を深める場となることを目指しています

横浜スタジアムは2028年に開場50周年を迎えるにあたり、メインスコアボードは2013年に全面フルカラーLED化され、改修は今回で5年ぶりとなります

しかし、実際のスコアボードのサイズは1978年の開場当初から変わらず、プロ野球12球団の本拠地の中でも最も小さいものでした

「スコアボードの大型化や演出の多様化が進む中で、横浜スタジアムにおける観客体験の価値向上を目指すため、改修を決定しました」と、DeNAはリリースで述べています

また、2025年と2026年に開催されるプロ野球の興行時は、現行のメインスコアボードが使用され、改修工事は2027年3月に完了予定です

横浜スタジアムのスコアボード改修は、単なる装置の更新ではなく、地域のコミュニティ活性化の観点からも意義のあるプロジェクトです。新しいスコアボードは観客体験を向上させるだけでなく、地域の人々が集まる場所としての役割も果たすことが期待されています。今後の工事完了が待ち遠しいです。
キーワード解説

  • メインスコアボードとは?スタジアムでの試合情報や得点を表示する板で、観客にとって試合の進行を把握するために欠かせないものです。
  • コミュニティボールパークとは?地域住民が集まり、気軽に野球観戦が楽しめる場を提供する理念で、地域活性化や交流の促進を目指しています。
  • フルカラーLED化とは?スコアボードの表示が従来のモノクロの光から、カラーのLEDに変更されることで、より鮮やかに情報を伝えられるようになることです。

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