この結果により、巨人はランキング11位となったが、試合後の阿部慎之助監督は「悔しい交流戦になりましたが、良いところもたくさんありました」と振り返った
巨人は借金1のリーグ4位に位置し、首位の阪神とは4.5ゲーム差
27日からの横浜DeNAベイスターズとのリーグ戦再開に向けて、さらなる戦力強化が求められる
交流戦から得たプラス要素
18試合を通して厳しい試合が続いたが、阿部監督が指摘するように、プラス要素も見られた選手のパフォーマンス向上
- 丸佳浩選手
- 7日の楽天戦で待望の今季1号本塁打を放った
交流戦中盤からは7試合連続4番に入るなど、全18試合出場しチームトップの打率2割7分9厘を記録した - 坂本勇人選手
- 10日のソフトバンク戦で約1ヶ月ぶりに1軍再昇格
ロッテ戦では今季1号を含む3安打を記録した - 岸田行倫選手
- 交流戦でチームの捕手最多の9試合に先発出場
プロ初の満塁本塁打を7日の楽天戦で放った - 小林誠司選手
- 20日の西武戦で今季初スタメンを務め、赤星投手を6回1失点に導くなど貢献
- 大城卓三選手
- 19日の日本ハム戦で捕手として途中出場し、1号ソロを記録してノーヒットノーランを阻止した
- 泉口純貴選手
- 全18試合に先発出場し、チーム最多の19安打を放った
- 増田陸選手
- 多様なポジションでスタメン出場、決勝本塁打をもたらすなど存在感を示した
- オコエ瑠偉選手
- 右肘手術から復帰し、交流戦でセンターとしてスタメン出場
- 吉川尚輝選手
- 岡本選手の長期離脱の中、打線の中心として活躍した
- 中山翔太選手
- 二塁、三塁、左翼と幅広く出場し、打率2割8分1厘を記録
投手陣の成長
特にグリフィン投手は3試合で1勝0敗、防御率0.95と安定した投球を見せた西舘投手も再昇格後に成長を見せ、先発ローテの一員として期待されている
まとめ
今後のリーグ戦に向けて、選手たちの状態が上がってきていることはポジティブな要素特に、若手選手や復帰組が活躍する中で、チーム全体が団結し再出発を遂げることができるかが鍵となりそうだ
この記事では、巨人が交流戦を終え、阿部監督が試合内容を振り返り、選手たちのパフォーマンス向上に期待を寄せている様子が伝わります。特に、各選手の調子が上向いていることが今後のリーグ戦での効果を期待させる内容です。
キーワード解説
- 交流戦とは?プロ野球において、各リーグのチームが一堂に会して行う公式戦のことで、毎年一定期間に設定されます。
- 打率とは?選手のヒット数を打数で割ったもので、選手の打撃成績を示す重要な指標です。
- ノーヒットノーランとは?試合中に対戦相手が一度も安打を記録できない状態のことで、投手にとって非常に偉業とされています。
- 防御率とは?投手が9イニング投球した際に、何点の自責点を許したかを示す指標で、数値が低いほど優れた投手とされます。

