ヤクルトが村上のメジャー挑戦を支援、社長が今季の状況を説明

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ヤクルト本社は25日、都内のホテルで開催された株主総会で、村上宗隆内野手の今オフのポスティングシステムを利用したメジャーリーグ挑戦を認める方針を再確認した

林田哲哉社長は、「ポスティングによる海外進出を希望する場合は、昨年同様、申請してサポートする意向がある」と述べた

ポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に用いる制度で、チームが選手の権利をMLBのクラブに売却できる仕組みだ

村上選手は、昨年12月にこの制度を利用したい意向を示していたが、MLBの球団がどのように彼を評価するかによって、その結果が大きく異なる可能性があるという

今季は上半身のコンディション不良が影響し、1試合の出場にとどまる村上選手だが、過去には2度のリーグ制覇を果たし、3冠王にも輝いている重要な選手である

林田社長は彼の貢献を称え、「村上選手には大成してほしいという思いがある

彼が短期間でヤクルトスワローズに与えた影響は計り知れず、大切にしたい」と語った

一方で、村上選手がメジャーに挑戦する場合、その空白を埋める選手の獲得が急務となる

林田社長は、「村上選手がいなくなる前提で、4番バッターをドラフトで獲得するのは難しい

外国人選手や台湾の打撃力のある選手も考慮に入れる必要がある」と述べ、補強について慎重に検討する考えを示した

ヤクルトの村上選手のメジャー挑戦について社長が方針を示したことは、彼の実力と将来への期待を示すものです。これによりチームの強化策が進むかどうかが注目されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に使う制度で、選手の権利を買ったMLBチームが日本のチームに対して支払うシステムです。
  • 3冠王とは?打率、ホームラン数、打点の3つの部門でリーグ1位になることから、日本のプロ野球で非常に名誉ある称号です。

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