特に、トレード期限日の7月31日が迫る中で、他球団からのトレード候補が浮上してきています
そこで、今回はオリックスのトレード候補として挙げられている選手に焦点を当てていきます
富山凌雅選手
富山凌雅選手は、左投左打の投手で、身長178cm、体重88kgの選手です彼は1997年5月3日生まれで、九州国際大付高からトヨタ自動車を経て、2018年ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団しました
富山選手は2021年に51試合に登板し、2勝1敗20ホールド、防御率2.72という好成績を収め、ブルペンの一角を担っていました
しかし、翌2022年には不調に陥り、8試合の登板で防御率が11.05にまで低下しました
2022年オフには左肘のトミー・ジョン手術(左肘側副靱帯再建術)を受け、育成契約に移行しました
昨季は支配下に復帰し、16試合登板で3ホールド、防御率3.27とまずまずの成績を収めましたが、今季は5試合の登板にとどまり、防御率は9.00という厳しい数字を残しています
現在、富山選手はトレードの可能性も考えられる立場にあり、リリーフ左腕が不足している他球団にとっては狙い目の選手となることでしょう
オリックス・バファローズが2年ぶりのリーグ優勝を目指す姿勢は、多くのファンに期待されています。しかし、選手のトレード候補が出てくる中で、富山選手の状況は注目を集めます。彼の復活が実現すれば、オリックスにとって大きな戦力となるはずですが、現時点ではその道のりは厳しいと言えます。球団やファンにとって、彼のトレードの可能性も含め、今後の動きが気になるところです。
キーワード解説
- トレードとは?:トレードとは、プロスポーツにおいて選手を交換することを指します。これにより、チームは選手の戦力を強化するチャンスを得ることができます。
- トミー・ジョン手術とは?:トミー・ジョン手術は、肘の靱帯が損傷した選手が受けることが多い手術で、完治すれば選手生命を延ばす可能性があります。
- 防御率とは?:防御率は、投手が1試合あたりにどれだけ失点したかを示す指標で、低いほど優れたピッチャーとされます。

