小川選手は、昨季の秋季練習から取り組んできた打撃練習の成果を感じている
特に、三遊間に低いライナーで打つ感覚を習得するために徹底的に練習を重ねることで、昨シーズン自己最多の119試合に出場するなど、大きな進歩を遂げた
新シーズンに向けて、小川選手は“強く振ること”を意識してきたが、シーズン初めは状況がなかなか思うように進まなかった
オープニングシリーズでは打率が.154と低迷していたが、5月の活動を通じて少しずつ改善していった
特に5月2日のソフトバンク戦では、11球も粘りを見せ、最終的に四球を選ぶ場面が見られたが、それでも自らの打席について反省の言葉を寄せた
一方で、5月31日の日本ハム戦では、セーフティバント安打を決め、着実に役割を果たしている
6月17日の巨人二軍戦に出場した際には、特訓の成果である一塁側へのセーフティバントを決めることができた
6月20日に再び一軍に登録されると、直ちに勝利に貢献する動きを見せ、流れを引き寄せた
また、小川選手は走塁でも目立つプレーを披露しており、特に22日のDeNA戦ではセンター前ヒットで三塁を陥れる好走塁を見せた
彼は攻撃だけでなく、守備でも自分の役割を全うし、エラーを減らすことに努めたいと語っている
今後に向けて、小川選手は「自分の役割をしっかりやって、守備でもチームを引っ張っていきたい」と力強い意気込みを見せており、貢献を続けることを誓った
ロッテの小川選手が再昇格後に意気込みを見せて活躍する姿は、チームにとって希望の光です。安打や良好な走塁で、彼は攻撃の中心としてだけでなく、守備でもチームを支える意識を持っています。今後の成長が期待されます。
キーワード解説
- 再昇格とは?:選手が怪我や不振などの理由で一時的に一軍から外れ、その後戻ってくることを指します。
- 打撃練習とは?:選手がバットを使ってボールを打つことで打撃技術を向上させるための練習です。
- 四球とは?:バッターがボールの投球に対して4回フォールを取られることで、塁に出ることができることを指します。
- セーフティバントとは?:バッターがバントを行い、走者が塁に出やすくする技術で、相手の守備をかいくぐる特徴があります。

