ソフトバンク・アルメンタ投手、練習試合で安定感を見せる

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先発したアレクサンダー・アルメンタ投手が、タマスタ筑後で行われた練習試合で力投を披露しました

ソフトバンクの育成選手であるアルメンタは、巨人の3軍を相手に6回を投げ、5安打1失点という成績を残しました

安定した投球と自己最高速

試合の初回、アルメンタは最速152キロの直球を投げ込み、打者・大津綾也を中飛に打ち取ります

続いて受けた中田歩夢からは右前打を許しましたが、後続をうまく封じ込みました

2回と3回に関しては、彼の真っすぐと変化球を適切に組み合わせ、三者凡退に抑えることができました

自己分析と今後の展望

アルメンタは今年のウエスタン・リーグで3試合に先発し、0勝2敗、防御率5.25の成績を残しています

「力強さが足りなかったし、狙ったところに球がいっていなかった」と反省し、今回は「2軍の時のことを生かして、さらに集中して投げた」と語りました

21歳の誕生日と支配下選手への道

この日は彼の21歳の誕生日でした

昨年の誕生日にも「この1年で支配下になる」との誓いを立てており、「嬉しさはあるけど100%喜べる訳ではない」と、冷静に状況を見つめています

「昨年より今年の方が支配下により近い位置にいると思う

今考えていることはけがをせず、いいプレーを続けていくこと」と意気込む姿勢から、今後の活躍に期待が高まります

支配下選手というのは、プロ野球チームが契約する正選手のことです

育成選手から支配下選手になれば、年俸や待遇も大きく変わります

およそ1カ月後が彼にとっての大きな分かれ道です

アレクサンダー・アルメンタ投手の活躍は、育成選手としての成長を示すものです。練習試合での安定した投球は、そのポテンシャルを証明しており、支配下選手になるための一歩かもしれません。彼の言葉からも、目標に向けた真剣さが伝わってきます。今後の成長に期待したいです。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:育成選手は、プロ野球チームで正式に契約される前の選手のことを指します。育成契約を結ぶことで、選手としての成長を支援される環境に置かれます。
  • 支配下選手とは?:支配下選手は、プロ野球チームが正式に契約した選手であり、リーグ戦に出場することが可能です。一方、育成選手はシーズン中の公式戦に出場できない制約があることが多いです。
  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球における公式な二軍リーグの一つです。主にセントラル・リーグとパシフィック・リーグの二軍チームが参加し、選手の育成が行われます。

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