今シーズン、主に8回を担当する中継ぎ投手として、状況に応じて試行錯誤を重ねながら新しい投球フォームに挑んでいる
特に最近では、2段モーション気味のフォームに変更し、その成果を見せ始めている
新たな挑戦
大勢は、14日に行われたオリックス戦で能力を発揮した対戦相手の頓宮を空振り三振に打ち取り、西川を遊ゴロ、杉沢を二ゴロに仕留めた
彼の直球は156キロの速球を記録し、その力強さは見る者を圧倒した
パフォーマンスの向上
シーズンを通じて31試合に登板し、5勝2敗、両リーグトップの22ホールドという成績を残しているしかし、今季前半には走者を背負う場面が多く見られ、一時的に状態が下降した時期もあった
特に6月の中日戦では3失点し、続くロッテ戦でも失点を喫し、連敗を経験した
この経験を踏まえ、大勢は果敢にフォームの改善に取り組んだ
新フォームの導入
大勢投手は、オリックス戦から2段モーション気味のフォームに変更した「沈み込んだところから投げるタイプなので、その意識をより強く持つよう努めた」とコメントしており、体重移動に気をつける狙いもある
この変更は対今季の進化を目指す上で大きな一歩となった
また、杉内俊哉チーフコーチも、「反動をつけることや、重心移動を意識することは重要で、彼のフォークも良くなっている」と称賛の言葉を送った
成長の意義
過去にも関西国際大で新しい投法に挑むなど、変化を恐れない姿勢を持つ大勢は、先発投手とは異なり毎試合登板が求められる中継ぎとして、日々調整を行っている「けがをした際に桑田さんからも言われたことですが、大きく変えなければ成長はない
長く野球を続けるためにも、自分の進化は必須だと思っています」と語っている
今季は、守護神の座をマルティネスに託し、主に8回の役割を全うし続けている
今回の大勢投手の挑戦は、彼の成長だけでなく、中継ぎ投手の役割の難しさを感じさせるものです。試合の中で調整し、自己を高め続ける姿勢は、多くの若手選手にとっても良いお手本と言えるでしょう。
キーワード解説
- 投球フォームとは?
- 中継ぎ投手とは?
- ホールドとは?

