フィリーズ、青柳晃洋を3Aから2Aに降格し新たに先発デビュー

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フィラデルフィア・フィリーズは、日本時間の6月27日に、マイナーリーグに所属する青柳晃洋投手(31)の降格を発表しました

青柳選手は、傘下の3Aリーハイバレーから、傘下の2Aリーディングに移動することとなりました

これは、選手が所属チームの成績や自身の調子に影響を受けることが多いマイナーリーグでの重要な動きです

青柳選手は昨年オフ、阪神タイガースからメジャーリーグのポスティングシステムを通じてフィリーズとマイナー契約を結び、移籍しました

ポスティングシステムとは、選手が日本のプロ野球からメジャーリーグに移籍する際の手続き方法で、チームが選手の権利を別のチームに売却するシステムです

青柳選手はキャンプに招待選手として参加し、メジャー昇格を目指しましたが、開幕前にはメジャーキャンプからカットされ、3Aリーグでのシーズンがスタートしました

3Aリーハイバレーでは、青柳選手は19試合に登板し、2試合に先発

成績は0勝1敗、防御率7.45と不調が続いていました

特に、防御率は投手の成績を示す重要な指標であり、通常は出場する試合で自チームがどれだけ失点したかを基に算出されます

ここ数週間は、調子を整えるために「ディベロプメント・リスト」に入っており、試合から外れていました

しかし、26日の降格に伴い、青柳選手はこの日中に2Aリーディングの試合にて先発登板しました

相手チームはリッチモンドで、4回を投げた青柳選手は無安打無失点、4四球と1奪三振を記録しました

この試合では勝敗がつかなかったものの、チームは1-0で勝利を収めました

リーディングはペンシルベニア州に本拠地を構えるチームで、2Aイースタンリーグに所属しています

青柳選手の降格は、フィリーズが選手の成長を重視し、適切な環境での再起を目指していることを示しています。彼が2Aで新たなスタートを切ることで、今後の投球がどのように変わっていくのか注目されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?
  • 防御率とは?
  • ディベロプメント・リストとは?

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