マイナーリーグでの挑戦が続く中、青柳が新たな一歩を踏み出す
フィラデルフィア・フィリーズは、日本時間の27日に、傘下のマイナーリーグチームである3Aリーハイバレーから青柳晃洋投手が2Aレディングに降格したことを発表した降格の背景には、選手の育成を目的とした「ディベロップメント・リスト」への登録があり、今後のプレーを見据えた重要な決断となった
青柳選手は、26日に行われた2Aリッチモンド戦に先発投手として登板し、4イニングを投げた結果、無安打無失点という素晴らしい成績を残した
これにより、自己初となる2イニング以上の投球経験を得ることができ、先発転向の兆しが見えた
青柳選手は、昨オフに阪神タイガースからポスティングシステムを利用してフィリーズとマイナー契約を結んだが、スプリングトレーニングでは4試合に登板し、防御率12.00という結果に終わり、マイナーリーグでの新たな挑戦が始まった
3Aでの成績も防御率7.45と苦戦していたことから、この降格は選手にとってもう一度の見直しと成長の機会となるだろう
球団が実施する「ディベロップメント・リスト」とは、選手の成長や適正を見極めるための制度であり、選手の投球数やイニング数を制限することで、プロスペクトとしての経験を積むことを目的とする
そのため、青柳選手は今後、さらに成長していくことが期待されている
青柳選手の降格と先発での好投は、選手にとって新たなチャンスです。育成を目的とした「ディベロップメント・リスト」に登録され、今後の成長が期待される中で機会を生かしてほしいと思います。
キーワード解説
- ディベロップメント・リストとは?育成や適性を見極めるための制度で、選手の経験を積ませることを目的としています。投球数を制限することで、選手が成長するための環境を整える役割があります。
- ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグに挑戦する際に、球団が選手の移籍権を他球団に譲るための制度です。この制度を利用することで、選手は海外でのプレーを目指すことができます。

