巨人の山崎伊織投手(26)がDeNA打線に対し、7回途中で4安打無失点の好投を披露した
プロ入り後、金曜日に登板しても未勝利だった山崎が、今季7勝目をマーク
試合は8回に登板したセットアッパーの大勢投手(25)が緊急降板したものの、リリーフ陣と開幕から30試合連続無失点の守護神ライデル・マルティネス投手(28)による完封リレーでDeNAを封じた
これによりチームはリーグ戦再開初戦を勝利で飾り、勝率を5割に戻すとともに、DeNAや広島と並んで2位に浮上した
山崎はローテーションの重要なピッチャーとしての自覚を示した
毎週金曜日にエース級の投手が先発することが多い中で、これまでの5試合は0勝2敗と苦戦を強いられていたが、ついに6度目の登板で初勝利を手にした
今後も金曜日のマウンドに立つ可能性が高いが、本人は「そういうところはあまり気にせず、まずは自分のピッチングをしっかりできるようにコンディションを整えて次も頑張りたい」と述べ、次回の登板に向けた意気込みを語った
試合を振り返ると、「変化球が思ったより操れていなかった」と反省する山崎だが、序盤のコントロールミスにもかかわらず、崩れずに投球を続けたのが今季の強みだ
「今日は真っすぐがしっかりコントロールできたことが、無失点の要因だけでなく、味方の好守も助けとなった」と振り返った
開幕からの投手としての無双ぶりとDeNAとの相性の良さから、リーグ戦再開初戦の先発を任された彼
この日の勝利によってリーグトップタイの7勝目を挙げ、防御率も1.24と良化し、投手部門で2冠を狙う位置に浮上した
対DeNA戦では23年10月4日からシーズンをまたいで7連勝を達成している
山崎は「そんなイメージはまったくなく、目の前の打者1人1人を抑えた結果がそうなった」と淡々と語った
投手陣を牽引する山崎の力強い投球は、開幕から不振が続く戸郷や井上が苦しむ中で、チームに大きな希望をもたらしている
試合はシーズン72試合目の折り返し点を迎えたが、山崎は「皆が協力して勝てた」とチーム全員の力を称賛し、後半戦でもさらなる無双を予感させる
今回の試合での山崎投手の活躍は、チームにとって非常に重要なものでした。早くも連勝を重ねている中で、彼の金曜日の勝利は、今後のシーズンに向けての大きな自信となるでしょう。特に、彼の防御率や無失点投球は、他の投手たちにも良い影響を与えるものと思います。チーム一丸となり、後半戦の戦いに備えてほしいです。
キーワード解説
- 無失点とは?無失点は、ピッチャーが試合中に相手チームに得点を許さないことを指します。無失点投球は、投手の技量を示す重要な指標です。
- 防御率とは?防御率は投手がどれほど得点を許したかを示す数字で、通常は9イニング(1試合分)の投球に対する得点を計算したものです。防御率が低いほど優れた投手とされます。
- セットアッパーとは?セットアッパーは試合終盤での重要な役割を持つ投手で、試合の勝チームへつながるような状況を作るために7回から8回に投げることが多いです。
- 中継ぎ陣とは?中継ぎ陣は試合中に先発投手とクローザー(守護神)とよりも試合の流れを管理し、試合の途中で登板する投手たちのことを指します。

