試合は１―０で迎えた８回、１死満塁の場面で、元巨人で同期入団の堀岡からの直球を中前に運び、二塁走者と三塁走者の生還を呼び込んだ
この日はチームにとって大きな追加点となり、東京ドームは巨人ファンのオレンジ色に包まれた
吉川は今回、４番打者として出場したものの、ここまでの試合では不振を極め、試合前の成績は３０打数４安打
その中でも、１８日の日本ハム戦では、無死一、二塁の場面で犠打を決めており、巨人の４番打者としては３年ぶりの成功となった
交流戦での打率は２割６厘と低迷していたが、リーグ再開初戦において主砲としての役割を果たした格好だ
試合後、阿部監督は「すごく大きな追加点になりましたし、素晴らしいバッティングをしてくれたのでよかったです」と吉川の活躍を称賛した
そして、「しっかり今日勝てたので一丸となって戦っていきたい」と、チーム全体への期待感を表明した
吉川のこの一本が、チームを上昇気流に乗せるきっかけとなることを期待したい
吉川選手の適時打は、勝利に大きく貢献しました。これまで不振が続いていた中での一撃は、チーム全体を活気づけるきっかけとなるかもしれません。監督の言葉通り、この流れを続けて、さらなる勝利を目指して欲しいです。
キーワード解説
- 適時打とは？ 適時打とは、得点を奪うためのヒットのことを指し、特に満塁や得点圏で打つとその価値が増します。
- 交流戦とは？ 交流戦とは、プロ野球のセ・リーグとパ・リーグが対戦する特別な試合のことで、通常のシーズンとは異なるルールで行われます。
- 靱帯とは？ 靱帯とは、骨と骨を結ぶ組織で、関節を安定させる役割を持っています。怪我をすると、運動能力に大きな影響を与えます。
