阪神、ヤクルト戦で痛恨のサヨナラ負けを喫する

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■プロ野球 ヤクルトー阪神 (28日 神宮)プロ野球セ・リーグの試合が行われ、阪神タイガースは東京の神宮球場で東京ヤクルトスワローズとの対戦を行った

阪神は、今季72戦目で、現在は38勝31敗2分という成績であり、貯金7を維持して首位に立っている

次位の巨人、広島、DeNAの3チームが勝率5割に留まっているため、阪神にとっては優勝に向けた重要な試合となった

前日のヤクルトとの試合では、阪神は3-3で9回を迎え、これが試合の転機となった

阪神の3番手投手・及川が先頭の代打・岩田に内安打を許し、バントを試みた並木も及川の好フィルディングに阻まれて投ゴロとなったが、その後の武岡の犠打によって二塁に走者を進めた

しかし、その後の内山の三ゴロを守備の途中出場選手・高寺がミス、これが今季4度目のサヨナラ負けをもたらした

打線では、4回に中野の好走塁と敵失を活かし、ヘルナンデスの適時打で2点を先制し、6回には更に1点を加えた

しかし、先発投手としてマウンドに上がった村上は7回に並木とオスナの2本のホームランを被弾し、同点に追いつかれてしまった

試合スタメン

阪神タイガース

打順選手ポジション
1近本センター
2中野セカンド
3森下レフト
4佐藤輝ライト
5大山ファースト
6ヘルナンデスサード
7小幡ショート
8坂本キャッチャー
9デュプランティエピッチャー

東京ヤクルトスワローズ

打順選手ポジション
1並木センター
2武岡サード
3内山ライト
4オスナファースト
5宮本レフト
6山田セカンド
7中村悠キャッチャー
8伊藤ショート
9高橋ピッチャー
阪神の先発投手、デュプランティエは今季11度の登板を果たし、成績は3勝3敗、防御率1.66と素晴らしい安定感を見せていた

前回のロッテ戦では、9回を4安打与えながら12奪三振というパフォーマンスを記録し、来日初の完投・完封勝利を達成している

対するヤクルトの先発・高橋奎二は、今季5度の登板で2勝1敗、防御率2.35という内容であり、前回の試合でも6回を6安打4失点に抑えていた

今回の試合は、阪神にとって貴重な首位を守るための試合でありながら、サヨナラ負けという痛手を負う結果となった。特に、投手陣の安定感が求められる中で、守備ミスが勝敗を大きく左右することになったのは残念である。今回の試合を受けて、チーム全体の結束力と戦略の見直しが求められる。
キーワード解説

  • 貯金とは?:貯金は、勝ち数から負け数を引いた結果、その数が正の値であれば、チームは勝ち越していることを示しています。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が9イニング(1試合の通常の長さ)で何点の自責点を許したかを示す指標で、低い値が優れた投手を意味します。
  • サヨナラ負けとは?:試合が終了する際に相手チームの攻撃で得点が入り、勝者が決まることを指します。その打席で決着がつくため、試合の最後に負けてしまうことを意味します。

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