酷暑の中でのプロ野球デーゲーム、選手の健康に影響か

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<ヤクルト-阪神>◇28日◇神宮 阪神にとって前半戦最終となる屋外デーゲーム2連戦初戦が、酷暑の中で展開され、選手たちの健康が懸念される場面が多く見受けられた

中継したCS放送のフジテレビONEでは、試合前にグランドレベルの気温が42.8度に達したことが伝えられ、2回裏開始前にはカメラマンが位置する内野で43.1度を記録した

これほどの高温は、選手たちのパフォーマンスや健康状態に大きな影響を与えることが考えられ、特に熱中症に対する注意が必要である

阪神はこの日、先発投手としてジョン・デュプランティエ(30)がマウンドに立ち、何度も汗を拭う姿が印象的だった

彼の振る舞いは、酷暑の中でのプレーの厳しさを物語っている

続く29日の同戦でも13時30分からのデーゲームが予定されており、その後は東京ドームなどの屋内デーゲームが続くが、屋外でのデーゲームは9月15日の中日戦(甲子園)まで行われる予定がない

また、他の試合に目を向けると、27日の西武-日本ハム戦では、西武の先発投手今井達也(27)が体調不良で4回途中に降板し、後に熱中症の診断を受けたこともあり、酷暑の中でのプレーが選手の体調に与える影響が改めて浮き彫りになった

最近のプロ野球におけるデーゲームは、選手への影響が懸念されます。特に酷暑時の試合では、熱中症のリスクが高まり、選手の健康管理が求められます。これからの季節、関係者はより一層の配慮が必要でしょう。
キーワード解説

  • 熱中症とは?体温が異常に上昇することによって引き起こされる病気で、頭痛や吐き気、意識の混濁などの症状が現れることがあります。
  • デーゲームとは?昼間に行われる野球の試合のことで、天候や気温の影響を受けやすい特徴があります。
  • 先発投手とは?試合の最初にマウンドに立つ投手のことで、試合の流れを作る重要な役割を担っています。

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