中継したCS放送のフジテレビONEでは、試合前にグランドレベルの気温が42.8度に達したことが伝えられ、2回裏開始前にはカメラマンが位置する内野で43.1度を記録した
これほどの高温は、選手たちのパフォーマンスや健康状態に大きな影響を与えることが考えられ、特に熱中症に対する注意が必要である
阪神はこの日、先発投手としてジョン・デュプランティエ(30)がマウンドに立ち、何度も汗を拭う姿が印象的だった
彼の振る舞いは、酷暑の中でのプレーの厳しさを物語っている
続く29日の同戦でも13時30分からのデーゲームが予定されており、その後は東京ドームなどの屋内デーゲームが続くが、屋外でのデーゲームは9月15日の中日戦(甲子園)まで行われる予定がない
また、他の試合に目を向けると、27日の西武-日本ハム戦では、西武の先発投手今井達也(27)が体調不良で4回途中に降板し、後に熱中症の診断を受けたこともあり、酷暑の中でのプレーが選手の体調に与える影響が改めて浮き彫りになった
最近のプロ野球におけるデーゲームは、選手への影響が懸念されます。特に酷暑時の試合では、熱中症のリスクが高まり、選手の健康管理が求められます。これからの季節、関係者はより一層の配慮が必要でしょう。
キーワード解説
- 熱中症とは?体温が異常に上昇することによって引き起こされる病気で、頭痛や吐き気、意識の混濁などの症状が現れることがあります。
- デーゲームとは?昼間に行われる野球の試合のことで、天候や気温の影響を受けやすい特徴があります。
- 先発投手とは?試合の最初にマウンドに立つ投手のことで、試合の流れを作る重要な役割を担っています。

