交流戦で見せた７連勝を経て借金を完済したものの、再び厳しい状況へと逆戻りしている
試合のハイライト
ミゲル・ヤフーレは今季７度目の先発として登板したが、初回に無死満塁のピンチを招き、オリックスの４番打者杉本に２点二塁打を浴びるなど、試合序盤から厳しい戦いを強いられたチームが同点に追いついた３回には先頭打者への四球と森選手の適時二塁打で、再びリードを奪われた
逆転の契機となった受けた失点
同点の場面で迎えた５回、ヤフーレは再び先頭打者を四球で出塁させ、中川選手に勝ち越しの二塁打を浴びて降板この試合で、昨年７月１５日以来の白星を挙げられなかったヤフーレは、「点をもらったのに粘りきれなかった」と失点について悔しさを語った
西垣投手の不運
ヤフーレの後を受けた西垣は無死二塁という場面から２死までこぎつけたものの、次々に四死球を与え、致命的な追加点を許したこれにより、楽天の打線は６回以降わずか１安打に抑えられ、反撃の兆しを見せられなかった
監督のコメント
試合後、三木肇監督は「早めに追いついたことは評価できるけど、追い越せなかったところがね…」と主導権を握れなかったことを悔やんだまた、オリックス戦では２勝８敗と大きく負け越しており、「同じプロなんだから、簡単に負けるわけにはいかない
明日は何とかしなきゃダメだと思ってます」と雪辱を誓った
楽天の試合内容は、投手陣の不安定さが際立つ結果となりました。特にミゲル・ヤフーレ投手の不運な失点は大きな痛手でした。今後、この課題を克服することがチームの浮上につながるでしょう。
キーワード解説
- ミゲル・ヤフーレとは？: 楽天の先発投手で、本来の投球力を発揮できずにいる。特に不安定な内容が続いている。
- 四死球とは？: 四死球は、四球と死球の総称で、投手がバッターに与えた無駄な出塁を意味する。特にゲームの流れを変える要因になる。
- 二塁打とは？: 二塁打は、バッターが打ったボールが二塁まで届く安打のことで、得点圏に走者を進める重要な打撃となる。
