広島の新井貴浩監督は、この勝利の立役者として中崎翔太投手の名を挙げ、絶賛した
中崎は6回裏に登板したが、その時点で試合の流れは非常に厳しい状況だった
6回表に小園海斗内野手が逆転となる2点打を放ち、試合を2-1とした後のことだ
ところが、先発投手の玉村昇悟が先頭打者から四球を出し、その後も安打で無死一、二塁のピンチを招いてしまった
新井監督は、「同点で帰って来てくれたら万々歳の場面だからね
そこをゼロで帰って来るワケだから」と中崎のピッチングを称賛し、「ホントもう、すごいピッチングだったと思います
素晴らしい!」と続けた
中崎翔太は2016年から2018年にかけてチームを支えるクローザーとして活躍し、その経験とコントロールを駆使してこの難局を乗り越えた
「そこは深く考えずに『打者一人一人』と思って投げました」と冷静に振り返った
また、彼は捕手の坂倉が示したリードが、彼自身のピッチングに大いに貢献したと認めている
「坂倉のリードのおかげで抑えられたのでよかったです」とコメントした
実際、8番の宇佐見選手をフォークボールで空振り三振、代打の大島選手を149キロの内角ストレートで見逃し三振に仕留め、玉村の勝利を守った
新井監督は中崎の存在の重要性について「ザキの存在はすごい大きいと思うね」と強調し、今季も安定したパフォーマンスを続けていると述べた
今年の成績は25試合に登板して2勝(1敗)、5ホールド、防御率0.78と素晴らしい数字を記録している
試合の厳しい状況でも、彼はチームを壊さない貢献をし続けている
中崎投手の活躍はやはり目を引くものでした。経験豊富な選手が厳しい場面でしっかりと結果を残す姿勢には、若手選手も大きな刺激を受けるのではないでしょうか。新井監督の評価も非常に高く、チーム全体の士気にも良い影響を与えていると感じます。
キーワード解説
- クローザーとは?:試合の最後に登板して、リードを守る役割を持つ投手のことです。
- ホールドとは?:リリーフ投手が登板時に、チームが勝っている状況で試合を維持することで得られるポイントのことを指します。
- 防御率とは?:投手が与えた得点を元に計算される指標で、低いほど優れたピッチングを示します。

