広島、逆転勝利で連敗をストップ 小園の勝負強さが光る
<中日1-2広島>◇28日◇バンテリンドーム 広島東洋カープが中日ドラゴンズ相手に連敗を止める重要な勝利を収めた試合は6回2死一、三塁の場面で、広島の小園海斗内野手(25)が中日の先発投手、涌井の初球140キロのスライダーを捉え、逆転となる2点の適時三塁打を放った
これまで試合を通して完璧に抑え込まれていた涌井投手に対し、小園はその得点圏打率が4割を超える勝負強さを見せ、チームの逆転に貢献した
これにより、広島は中日に追い上げる形となり、続くピッチングも落ち着きを保って試合を締めくくった
先発投手の玉村昇悟(24)は6回途中で1失点に抑え、今季4勝目を挙げている
ピンチを切り抜けた中崎翔太(32)をはじめ、森浦大輔(27)や栗林良吏(28)、テイラー・ハーン(30)らリリーフ陣がしっかりと試合を締め、ハーンは4セーブ目を記録した
試合後、新井貴浩監督(48)は、選手たちの冷静なプレーを称賛
また、中崎投手のピンチをしのいだピッチングには特に感謝の意を示し、次の試合に向けた反省点も指摘した
“しっかりとしたバントが必要”とのアドバイスも忘れずに与えていた
小園の逆転打に関しても、新井監督は彼の勝負強さを高く評価し、チームのさらなる成長を望んでいると言及した
監督は打順やプレースタイルについても模索を続けているようで、今後の試合に向けて更なる改善を求めている様子だった
今回の試合では、小園選手が中日の涌井投手を打ち崩し、チームを救う一打を放ったのが印象的です。ピッチャーとしての経験を生かした中崎選手が危機を乗り越えた場面も重要で、リリーフ陣の連携が勝利に繋がりました。監督の選手への評価やプレーに対する意見も今後の成長に役立ちそうです。
キーワード解説
- 逆転打とは?:試合中に得点差を逆転するための得点を意味します。相手がリードしている状況で、打者が得点を挙げることを指します。
- 得点圏打率とは?:特に重要な場面での打者の打率を示します。得点圏にランナーがいるときにどれだけヒットを打ったかの割合です。
- リリーフ投手とは?:先発投手の後に登板して試合を引き継ぐ投手のことで、試合の勝敗を決定づける重要な役割を果たします。

