藤井は27日のロッテ戦で、8回に2番手としてマウンドに上がった際、先頭打者の寺地隆成選手が放ったライナー性の打球を右上腕部付近に受けた
このプレーは「投手内野安打」として記録された
投球練習後も続投したが、制球が定まらず、四球を出す場面が見られた
また、フォークボールがホームベースの手前で弾む暴投をするなど、いまひとつのパフォーマンスだった
その結果、1イニングを投げて1安打2失点を喫し、15試合ぶりの失点を記録した
28日の試合前練習には参加していたものの、キャッチボールなどの軽い運動のみで、実戦には出ないこととなった
藤井は今季の成績として、セットアッパーとして27試合に登板し、2勝1敗1セーブ、8ホールド、防御率は1.35という素晴らしい成績を残している
小久保裕紀監督は「大事を取ってというより明日も使わないです
まともに当たっているからね」と語り、今後の復帰時期について慎重な判断が必要であることを示唆した
藤井選手の欠場は、ソフトバンクにとって非常に痛手といえるでしょう。彼はセットアッパーとしての役割を果たしており、チームの勝利に直結する存在です。復帰の見通しが立たないため、他の投手たちにさらなる負担がかかることが懸念されます。
キーワード解説
- セットアッパーとは?セットアッパーは、試合の終盤で重要な局面を担当するリリーフ投手のことを指します。試合を優位に進めるために欠かせない役割です。
- 防御率とは?防御率は、投手が許した得点の数を、投球イニング数で割ったもので、投手の実力を示す指標の一つです。低いほど高いパフォーマンスを示します。
- 暴投とは?暴投は、投手が捕手に投げたボールが意図しない方向に逸れ、ランナーに進塁を許すことを指します。このミスは試合の流れを大きく左右することがあります。

