阪神・森下翔太がヤクルト戦で決勝の12号2ラン、両リーグ最速51打点達成

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◇セ・リーグ 阪神2―0ヤクルト(2025年6月28日 神宮) 阪神・森下翔太外野手(24)が28日、ヤクルト戦(神宮)の5回2死二塁から、0―0の均衡を破る12号決勝2ランを放った

この一発は12日西武戦以来の11試合ぶりで、今季51打点目となる

森下は両リーグで最初に50打点を達成した選手であり、勝利打点も12球団中で断トツの12に伸ばした

ヤクルト戦での森下の通算打率は330と非常に高く、特にカード別では最高数字を記録している

また、これまでのヤクルト戦での平均は9本塁打に達しており、これは同じく巨人戦に並ぶ数値である

森下のこの活躍は、猛虎(阪神タイガース)が誇る「ツバメキラー」としての称号を決定づけ、ビジターゲームでの連敗を7で止める要因となった

この試合では、スタンドにカラフルなうちわが舞い、気温は40度を超える真夏の日差しが照りつける中、森下は持ち味を存分に発揮した

5回2死二塁の場面で、先発投手・高橋が投じた高めの直球にスイングし、ボールは一瞬で左翼席へと消えていった

「高橋はコントロールも良く、球の強さも素晴らしい投手

ここぞという時に打てたのがよかった」と森下は振り返る

今季の12本塁打のうち、9本には「先制」または「決勝」という肩書きがついており、その結果、チームへの貢献が際立っている

さらには、今季のヤクルト戦成績は5勝4敗であることからも、今カードでの勝ち越しは不可欠な状況にある

試合後のインタビューでは「明日勝って甲子園に戻りたい」と意気込む彼の姿が印象的であった

清原氏も森下を絶賛

通算525本塁打を放った清原和博氏も、この試合の森下を「隙がないバッター」と賞賛した

これには、彼自身がPL学園の後輩でもある片岡篤史氏(スポーツライター)とのテレビ中継内でも、大きな一発が試合の流れを変えることの重要性を語っていた

森下翔太選手の活躍は、阪神タイガースにとって非常に重要で、彼の打撃力がチームの士気を高める要因となっています。また、清原氏からの絶賛も彼の成長と実力が反映されたものであり、今後の活躍がますます期待されます。
キーワード解説

  • 打点とは?試合での選手の貢献度を示す指標で、得点を挙げた回数によって記録されます。
  • 決勝打とは?試合の結果を決定づける点を挙げた打撃のことで、特に重要な場面での打撃が評価されます。
  • カラフルなうちわとは? 観客が応援のために使う道具で、選手の活躍を盛り上げる役割を果たします。

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