ロッテ戦で完敗のソフトバンク、連敗回避能力の高さが光る

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◆ロッテ5―0ソフトバンク(28日、ZOZOマリン)  【コラム/好球筆打】 4回に突入し、ソフトバンクは3点のビハインドを背負った

先発投手の上沢は、守備陣の失策や運に恵まれない当たりが重なり、さらに2点を失ってしまった

この状況下、今季5点差を逆転した経験を持たないソフトバンクにとっては、この時点で「勝負あり」と見ることができた

試合はそのままロッテに0―5で完敗

中盤以降、1点でも返していれば「次につながる敗戦」と考えられたが、攻撃陣はほとんど見せ場を作れなかった

10試合ぶりの先発出場となった川瀬は、四球と安打で2番打者としての役割を果たし、「どんな試合内容でも、与えられたチャンスをものにしたいという思いで必死にプレーしました」と振り返った

その言葉は強く印象に残った

完敗をしてもチームが前向きになれる要素がある

それが「連敗回避」能力だ

小久保監督のホークスは、5月25日のオリックス戦から27日の日本ハム戦にかけて2連敗したのが最後で、以降1カ月以上も連敗が発生していない

この1カ月で22試合を戦い、喫した敗戦数はわずか「6」

敗戦後の試合は5勝1分けと大崩れせず、首位の日本ハムに3ゲーム差で食らいついている

これからの29日のロッテ戦でも同様の「連敗回避」能力を活かし、勝利を収めて交流戦明け最初のカードを勝ち越しで発進したい

今回のソフトバンクの完敗は、他の試合にうまく対応できている「連敗回避」能力の高さが一つの救いでもあります。チームがこれまでの経験を活かし、今後の試合でどれだけ戦えるかが注目されます。川瀬選手の努力も感じられ、次戦に期待がかかります。
キーワード解説

  • 連敗回避とは?:連敗回避は、同じチームが連続して試合に負けないことを指します。これにより、チームの士気を保ち、次の試合への準備がしやすくなります。
  • 四球とは?:四球は、投手が投げたボールがストライクゾーンに入らず、打者が4回ボールを受けた結果、打者が一塁に出られることを指します。選手にチャンスを与える重要なプレーです。
  • 試合内容とは?:試合内容は、試合中に起こった出来事や選手のパフォーマンスを含む、試合の全体の状況を示す表現です。これにより、勝敗に至るまでの過程が評価されることがあります。

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