FA権とは、選手がチームを移籍する際に必要となる権利であり、一定の年数在籍することで獲得することができるものである
この日、ヤクルトとの10回戦(神宮)を前に行われた会見では、植田選手が周囲への感謝の気持ちを表明し、まずはシーズンの試合に専念する考えを示した
「自分一人じゃここまで来られなかった
1軍の試合で使ってもらった監督、コーチ、裏方の皆さん、家族もそうですし、いろんな人に感謝はある
まずはシーズン、きょうの試合を頑張りたい」と語った
植田選手は2014年のドラフトで5位指名を受けて近江高(滋賀)から阪神に入団
その後、2016年10月1日の巨人戦(甲子園)で代走として1軍デビューを果たした
2021年以降は、守備と走塁のスペシャリストとして、チームに欠かせない選手となっており、今季は6月28日時点で21試合に出場し、3盗塁を記録している
植田選手がFA権を取得したことは、彼の選手としての成長が実を結んだ証です。周囲に感謝しつつ、今後の試合に専念する姿勢は、若い選手たちのお手本となるでしょう。これからの彼の活躍が期待されます。
キーワード解説
- FA権とは?選手が独立した移籍の権利を獲得するために必要なもので、一定の在籍年数を満たすことで取得できます。
- ペナントレースとは?プロ野球チームがシーズン中にリーグ優勝を目指して戦うための試合が行われる大会です。
- 守備と走塁のスペシャリストとは?主に守りや走る技術に秀でた選手のことを指し、試合の中で重要な役割を果たします。

