ソフトバンク前田純投手、ウエスタン・リーグでの先発で手応えを掴む

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◆ウエスタン・リーグ オリックス1―0ソフトバンク(2025年6月29日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲) 今季の開幕から先発ローテーションの一角を担い、すでに2勝を挙げているソフトバンクの左腕・前田純投手(25)がウエスタン・リーグで登板した

試合はオリックスに0-1で敗戦したものの、前田は4回途中で65球を投げ、5安打1失点という結果を残した

試合の内容

前田は1回と2回にいずれも2死から単打を許したが、進塁を許さず無失点で切り抜けた

3回には先頭打者の堀柊那に108キロのカーブを打たれ、左翼線を抜かれ二塁打を許したが、続くバッターを仕留め無得点に抑えた

4回では2安打に1四球を許し、1点を失い、1死一、二塁で降板したが、その間のストレートの威力は光った

前田投手の手応え

前田は試合後、「真っすぐの強さが出ていたので、リズムとテンポを意識して投げられたので、そこは良かったと思います」と手応えを感じている様子

だが、最速140キロという速度には満足しておらず、軟投派のサウスポーとしては制球力が鍵であるという指摘も受けた

コーチからのアドバイス

松山秀明2軍監督は、「もう少し真っすぐが低めに集まれば」と注文し、小笠原孝2軍チーフ投手コーチからは「高低のメリハリ」を意識するよう指摘された

前田は、「ベルト付近のコースに投げてしまうとバッターには嫌がられない

コースよりも高さが重要だと再認識できた」と言及した

これからの展望
前田は自身の持ち味と修正点を再認識し、今後の試合に向けて意気込んでいる

「今後も自分の力を信じて進んで行きたい」とコメントし、さらなる成長を誓った

前田純投手の試合パフォーマンスは、今季のチームにとって非常に重要です。彼が試合を通じて感じた「真っすぐの強さ」といったポジティブな要素が、チームの士気向上にも繋がるでしょう。ただし、コーチからの指摘をしっかり受け止め、さらなる成長を目指す姿勢が求められます。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球において、選手の育成や調整を目的とする二軍リーグの名称です。
  • 制球力とは?:投手が投げたボールが、意図した場所に正確に投げられる能力のことを指します。
  • 軟投派とは?:投手がストレートの球速があまり速くなく、主に変化球を使って打者を抑えるスタイルの投手のことです。

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