特に6回の攻撃では、理想的な出塁があったにもかかわらず、無得点に終わったことが反省点として残った
拙攻の連鎖
試合の中盤、ロッテは2点リードの6回に1死二、三塁の絶好機を迎えたここで打席に立ったのは、前の回に6試合ぶりとなる5号ソロを放った5番の栗原選手
しかし、栗原はボール球に手を出し三振、この後に続いた山川選手は申告敬遠で歩かせられ、2死満塁となるも7番の谷川原選手がまたしてもボール球に手を出し空振り三振と、チャンスを生かせなかった
反省と収穫
試合結果は残念ではあったものの、6回には確かな収穫もあった無死一塁から3番の柳町選手が、8球の粘りを見せて四球を獲得
これが自身3試合ぶりの出塁であり、「2三振の後に四球を取れたことは前向きに捉えたい」と語った
柳町選手にとっては、打撃が下降気味の中での光明となった
次戦へ向けて
ロッテは今後、7月最初のカードとして首位の日本ハムとの重要な3連戦を控えている初戦では主戦の有原選手が先発を務め、勝利を目指して準備を進めている
今回の試合はロッテにとって非常に重要な拠点であり、拙攻が目立つ結果となりました。特に得点圏での無得点は、次戦に向けてのハンディを残す結果となりますが、柳町選手の四球獲得はポジティブな要素として捉えられます。次の日本ハム戦では、この反省を活かしてチーム一丸となって臨んでほしいですね。
キーワード解説
- 拙攻とは?試合で得点チャンスを生かせない攻撃を指します。例えばランナーが得点圏にいる場面でも打者が三振や併殺に終わることが多い場合、拙攻と呼ばれます。
- 申告敬遠とは?野球の戦術の一つで、相手チームが故意にある選手を歩かせることを指します。通常は投手がボールを投げずに、その選手を塁へ進ませることが一般的です。
- 四球とは?バッターが4つのボールを受けた時に出塁することで、相手投手の投球ミスによります。打者にとっては得点チャンスを意味し、チームにとっても重要な役割を果たします。

