巨人の大勢投手、8回を無失点で締める誕生日マウンド

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◇プロ野球セ・リーグ 巨人1ー0DeNA(29日、東京ドーム)では、巨人の大勢投手が圧巻の投球を見せ、8回を無失点で抑えました

前回の登板で左足がつり、降板した際に「プロとして情けない」と語っていた大勢選手ですが、この日は以前の苦い経験を糧に見事な投球を披露しました

試合の詳細

この試合、大勢投手は1-0という厳しい場面で8回にマウンドに立ちました

先頭打者の梶原昂希選手に対しては、最初の2球をボールとしてしまいますが、キャッチャーの小林誠司選手からの指摘で冷静さを取り戻しました

「体、開いてるよ」とのジェスチャーが彼の心を落ち着け、そこからは立て直しの投球が始まりました

立ち直りの瞬間

その後、梶原選手を空振り三振に抑え、続いて森敬斗選手はレフトフライ、代打の戸柱恭孝選手をサードゴロに打ち取るなど、3者凡退に抑えました

マウンドを降りる際には、心からのガッツポーズを見せ、観客を沸かせました

誕生日に祝福される大勢投手

この日は大勢投手の26歳の誕生日でもあり、特別なマウンドとなりました

試合中には打席に立つことがなかったため、誕生日ソングを期待していたそうですが、試合後に歌ってもらえたことに感謝の言葉を述べました

「相手の応援もあったので、期待してゆっくりは立てなかったですが、歌ってくださったと聞いて本当にうれしい」と巨人ファンへの感謝の気持ちを表しました

大勢投手の冷静さを取り戻す力は、キャッチャーからの助言によるものです。危機的な状況でも自分を見失わずに立ち直る姿勢が印象的です。その日が誕生日であったことも、彼にとって特別な思い出となったでしょう。
キーワード解説

  • マウンドとは?投球の際に投手が立つ場所のことを指します。試合中の投手のパフォーマンスによって試合の勝敗が大きく影響する重要なポイントです。
  • ガッツポーズとは?勝負の際に勝った瞬間やうまくいったときに思わず出る喜びのしぐさのことです。チームの士気を高める演出の一つです。

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