広島が接戦を制し、リーグ戦再開後のカードで勝ち越しを決める

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 「中日1-2広島」(29日、バンテリンドーム)で、広島が接戦を制し、リーグ戦再開後のカードを2勝1敗で勝ち越した

この結果、バンテリンドームでのカード勝ち越しは、昨年の9月6日からの3連戦以来、3年ぶりとなる

 特筆すべきは、ドラフト2位でプロ初登板の佐藤柳之介投手(富士大)が見せた投球だ

彼は6回を投げ、わずか2安打無失点という圧巻のパフォーマンスを披露し、プロ初勝利をマークした

佐藤投手の活躍により、チームは守り勝つ試合を展開した

 また、打線では来日初の4番に起用されたファビアン選手が存在感を示した

0-0の状況から四回に先制となる10号ソロを放つと、1点リードの六回には左前適時打を放ち、試合の流れを広島に引き寄せた

新井監督の一問一答

 試合後、新井監督は佐藤投手に関して次のように語った

「期待はしていましたけど、期待のはるか上の投球をしてくれた」と彼のパフォーマンスを称賛

また、ベテラン選手の起用についても言及し、「ルーキーだし、ベテランの力を借りようと思って」とコメントした

 さらに、監督は佐藤投手の落ち着きについても触れ、「投げ終わった後に『緊張したか?』と聞いたら『初回は緊張しましたけど、それ以外は大丈夫でした』と

初登板とは思えないような落ち着きがあったと思う」と振り返った

 守備面では大盛選手の美技にも注目

「すごいプレーだったよね

今日は本当に守り勝った試合だった」と評価した

打順の入れ替えに関しては、「ファビアンの前に走者を置きたいと思ったので、今日は4番に入った」とのこと

監督はロースコアをものにした試合について「本当に守ってしのいでいる

森浦もよく抑えたし、大盛の守備も経験豊富な会沢のリードも良かった」と総括した

今回の試合は、広島の若手選手が大活躍したことが印象的です。特に佐藤投手の初登板無失点は、今後のチームにとって大きな希望となります。新井監督の戦略も功を奏し、守り勝つ姿勢が光りました。
キーワード解説

  • 佐藤柳之介とは? 佐藤柳之介は広島カープの投手で、プロ初登板でいきなり無失点投球を果たしたルーキー選手です。
  • ファビアンとは? ファビアンは広島カープの外野手で、来日初の4番打者として重要な役割を果たしていて、試合で勝ち越しに貢献しました。
  • ロースコアとは? ロースコアとは、得点が少なく白熱した試合を指し、広島がこの試合でも堅実な守りを見せました。

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