小久保裕紀監督(53)は、津森のパフォーマンスに目を丸くし、「今日の一番の収穫は津森」とその実力を高く評価した
津森は4月30日の日本ハム戦での登板時に2/3イニングで2点を失い、その翌日に出場選手登録を抹消された
その後、約1カ月半のファーム生活を経て復活の兆しを見せ、防御率は3.72からの改善が期待されている
津森自身、復活の理由を「1、2年目の時のような躍動感のあるフォームに戻った」と明かし、具体的には左足を約半歩後ろに下げ、より強い投球ができる体勢を整えることに成功したという
以前は体の軸を真っすぐに保つために左足を前に出していたが、体幹が固まったことで思い切ってフォームを変更した
その結果、6月20日の阪神戦では延長10回に登板し、セーブを挙げるなどチームに大きく貢献
指揮官も「2軍に落ちた時とは別人」と絶賛するほどの変貌を遂げている
津森は「今が野球人生の分岐点だと思っている
これから40試合を目指して投げるつもりだ」と話し、今後の活躍が期待される
津森投手の復活は、プロ野球界において注目すべき出来事です。フォームの見直しを行い、自身の投球スタイルを改善することで結果を出す姿勢に感心しました。このような選手がいることで、チーム全体の士気も向上しますし、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 津森宥紀とは?プロ野球ソフトバンクに所属する投手で、過去には安定した成績を残していたが、最近は不調に苦しんでいた。
- フォームとは?野球においては、投球や打撃の動作、特に投手の投球フォームは、ボールの力やコントロールに大きく影響を与える重要な要素である。
- 防御率とは?1試合あたりに失った得点の平均を示す指標で、低いほど投手の成績が良いとされる。

