石井投手は6日のオリックス戦での登板中、廣岡大志選手の打球によって頭部にライナーが直撃するという事故に見舞われ、担架で運ばれてしまいました
その結果、「脳振盪特例措置」によって7日に抹消されることとなりました
29日、2軍戦での登板の際、石井投手は母国である兵庫県の球場で、丸裕喜投手の好ピッチングを受けて、試合の8回に登板しました
先頭打者の森駿太選手にはシンカーを投げて空振り三振を奪い、続く山浅龍之介選手も151キロの速球で三振に仕留めます
3人目の濱将乃介選手も2球でカウントを追い込み、最後は低めのフォークで三振にしました
左打者3人に対して、3者連続で3球三振を奪う完全無欠のピッチングを見せました
これにより、今季の石井投手は24試合に出場、3セーブ、17ホールド、防御率0.36という素晴らしい成績を誇っています
観客からは彼の復帰を喜ぶ大きな拍手が送られ、その存在感を改めて示しました
今回の石井大智投手の復帰登板は、彼自身の力だけでなく、阪神タイガースにとっても非常に重要な出来事です。脳振盪からの復帰という厳しい状況を乗り越えた彼は、再びチームに貢献する姿を見せており、ファンはその姿に感動したことでしょう。これからのシーズン、彼の活躍に期待したいですね。
キーワード解説
- 脳振盪特例措置とは?:選手が頭部に衝撃を受けた場合に、その選手を保護するための特別な措置のことです。この措置は選手の健康を守るために設けられています。
- シンカーとは?:ピッチャーが投げる球の一つで、バッターの手元で急に下がる特性があります。この変化球はバッターを欺くために使われます。
- ホールドとは?:リリーフピッチャーが、試合を引き継いで自チームが勝っている状況で投げた場合に記録される成績の一つです。リリーフの役割を果たしたことを示します。

