巨人、交流戦からの復調を遂げる-新たな先発バッテリーが変化をもたらす

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 【キヨシスタイル!】交流戦での成績が6勝11敗1分けで11位という厳しい状況を乗り越えた巨人が、リーグ戦再開後に3連勝を達成した

この3試合はすべて完封勝利で、先発バッテリーが山崎-甲斐、グリフィン-岸田、赤星-小林と異なる組み合わせであったことが特徴的である

 シーズン開幕当初は甲斐が先発マスクをつとめていたが、FAで獲得したにもかかわらず、勝敗に結びつかないパフォーマンスが続いていた

5月に入ると、ピッチャーのグリフィンには岸田が、戸郷には大城卓や岸田が組んで出場するようになった

そして最近登場した赤星と小林のコンビが、チームの雰囲気を一変させたといえるだろう

 特に、6月20日の西武戦では、小林が今季初先発として赤星を6回1失点の好投で導くと、6回の決勝タイムリーを放ってチームが2-1で勝利した

この試合後、36歳のベテラン捕手に送られたファンの声援の大きさが、彼の実力と信頼を証明している

 昨年は菅野(現オリオールズ)とのコンビで最優秀バッテリー賞に輝いた小林だが、今年は相方がいなくなり、甲斐が加入したことから2軍生活を余儀なくされた

しかし彼はくさらず準備を続け、5月末に1軍に昇格

限られた出番の中でも、良い雰囲気を作り出し、赤星とのコンビで結果を出した

29日のDeNA戦では、4投手による完封リレーを導いて見せた

 現在、マルティネスが開幕から31試合連続無失点を達成し、セ・リーグタイ記録を樹立している

これにより、8回を任される大勢や中継ぎ陣も安心して自分の役割に集中できている

左肘じん帯損傷の岡本が復帰するまでの間、投手陣の継投が安定していることが、チームの勝率を底上げする要因となるだろう

先発陣の力を引き出す捕手の使い方に対する阿部監督の“目利き”に、今後も注目していきたい

今回のニュースは、巨人が交流戦からの逆転劇を演じていることを伝えており、特に新たな先発バッテリーの登場による影響が大きいことがわかります。チームが有機的に機能するためには、選手のコンビネーションが重要であることが強調されています。
キーワード解説

  • 先発バッテリーとは?試合において、投手と捕手のコンビを指します。強力な先発バッテリーはチームの勝利に大きく貢献します。
  • 完封勝利とは?試合中に相手チームに1点も得点を許さない勝利のことを指します。
  • FAとは? フリーエージェントの略で、選手が所属チームの制約を受けずに移籍できる制度です。

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