阪神、石井大地投手を再び一軍へ登録
阪神タイガースは7月1日、石井大地投手を出場選手登録したこの昇格は、6日のオリックス戦で頭部に打球を受けて以来のこととなる
石井は試合後、「脳震とう特例」として登録を抹消されていたが、17日からファームでの練習に復帰し、徐々にメニューを強化してきた
最初はストレッチや軽めのメニューから始まり、キャッチボール、守備練習、そしてブルペンでの投球と、強度を徐々に上げてきた
実戦復帰となった29日のウエスタン・中日戦では、1回を3者連続三振に斬るイマキュレートイニングを達成する好投を見せ、チームに貢献した
この見事なパフォーマンスによって、待望の一軍合流が実現した
試合前の練習では、他の投手陣から拍手で迎えられ、士気の向上が期待されている
石井が離脱した後、阪神の救援陣は厳しい状況に陥っていたため、彼の復帰は大きな力となるだろう
さらに、阪神は同日に行われる巨人戦に先発する才木浩人投手、島田海吏外野手も登録した
一方で、椎葉剛投手は登録を抹消されている
この日のセ・リーグでは、ヤクルトが沢井廉外野手、中日が金丸夢斗投手を登録するなど、各チームの動きが活発になっている
石井選手の復帰は阪神にとって非常に重要なニュースです。彼の存在が投手陣を助け、チームの士気を高めることが期待されます。また、他の選手たちも彼の復帰により更なるパフォーマンスを発揮する可能性があります。
キーワード解説
- 脳震とう特例とは?脳震とうをきっかけに選手の安全を確保するための制度で、選手が適切に回復するまで出場が制限されます。
- イマキュレートイニングとは?1イニングの中で、3人の打者をすべて3球で打ち取ることで、極めて優れた投球内容を示します。

