ヤクルト、広島戦での連敗中の苦境と先発投手の役割に注目

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■プロ野球 広島ーヤクルト (1日 マツダスタジアム) ヤクルトスワローズの今季69戦目となる広島東洋カープとの対戦が、マツダスタジアムで行われる

ヤクルトは現在、2連敗を喫しており、これまでの成績は20勝45敗3分という状況で、今季のワースト借金は25に達している

さらに5位の中日ドラゴンズとは9.5ゲーム差、首位の阪神タイガースとは17ゲーム差と大きな差が開いている

この日、ヤクルトが広島に敗北し、そのうえ阪神が巨人に勝利すると、早くも自力での優勝が消滅する危機に瀕している

今季の広島との試合はこれまでに2勝4敗1分けで、過去2年間で負け越していることも気掛かりだ

2022年には16勝8敗1分けと勝ち越していたが、その勢いは失われてしまったようだ

先発投手には吉村貢司郎(27)が起用される

今季は11度目の登板であり、成績は4勝3敗、防御率は3.05とまずまずの数値を示している

前回の登板である6月21日・オリックス戦では、7回投球で5安打1失点を記録し、勝ち投手となった

広島戦は今季初登板であり、昨季は4試合に登板して2勝1敗、防御率2.02という好成績を残している

一方、広島の先発投手、床田寛樹(30)は今季14度目の登板を迎え、リーグトップタイの7勝(5敗)、防御率1.91という優れた成績を誇る

前回の登板では、6月21日・楽天戦で5回6安打1失点という内容で勝ち投手となった

彼もヤクルト戦は今季初登板で、昨季は7試合に登板して3勝3敗、防御率は4.05だった

スターティングメンバー

ヤクルト 広島
1) 並木(センター) 1) 大盛(センター)
2) 武岡(サード) 2) 末包(ライト)
3) 内山(レフト) 3) 小園(サード)
4) オスナ(ファースト) 4) ファビアン(レフト)
5) 山田(セカンド) 5) 坂倉(キャッチャー)
6) 澤井(ライト) 6) モンテロ(ファースト)
7) 古賀(キャッチャー) 7) 菊池(セカンド)
8) 伊藤(ショート) 8) 矢野(ショート)
9) 吉村(ピッチャー) 9) 床田(ピッチャー)
この一戦は、両チームにとって重要な局面であり、特にヤクルトにとっては焦りが募る試合となるだろう

果たして連敗を止め、反撃の狼煙を上げることができるのか、注目が集まる

この試合はヤクルトにとって非常に厳しいものとなる。連敗を止めるためには、まず先発投手の吉村がどれだけのパフォーマンスを見せられるかがカギとなるだろう。広島も実力のある選手が揃っているため、簡単には勝利を掴めない。今後の試合展開が非常に楽しみである。
キーワード解説

  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えられているかを示す指標で、数字が低いほど成績が良いとされる。
  • 登板数とは?投手が公式戦で実際に試合に出た回数のことを指し、登板数が多いほどその選手が重要な役割を果たしている証拠とされる。
  • ファーストとは?野球のポジションの一つで、主に一塁を守り、バッターが一塁に到達するのを妨げる役割を果たす。
  • 勝ち投手とは? 試合において最も先にリードを広げ、その後もゲームの流れを維持した投手を指し、勝ちがつくのが特徴。

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