ソフトバンク・有原航平が全球団勝利達成、完封でチームを首位に近づける

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<ソフトバンク1-0日本ハム>◇7月1日◇東京ドーム 福岡ソフトバンクホークスの有原航平投手(32)が、プロ野球の歴史に名を刻む大記録を達成した

今回の試合で、彼はNPB(日本プロ野球)史上22人目となる「全球団勝利」を達成したのだ

全球団勝利とは、プロ野球に所属する全てのチーム相手に勝利を挙げることを指す

有原投手はこの試合で9回を投げ、6安打無失点という圧巻のピッチングを披露

これにより、2024年8月16日のロッテ戦以来、今季初の完封勝ちを記録した

心理的プレッシャーがかかる中、4イニングで得点圏に走者を背負いながらも、ホームベースを踏ませることはなかった

特に要所で低めに落ちるフォークボールの効果が際立ち、今季最多となる11奪三振を挙げた

2桁奪三振は2023年7月25日のオリックス戦以来、自身3度目の記録である

また、古巣である北海道日本ハムファイターズ戦では、昨季を含め過去6回の対戦で0勝3敗と苦手にしていた

しかし、通算で7度目の対戦にしてついに初勝利を掴んだことは、彼にとって特別な意味を持つだろう

この勝利により、チームも東京ドームでの年1度の開催を勝利で飾り、首位の日本ハムとの3連戦初戦を制することに成功した

これでソフトバンクは首位との差を2ゲームに縮め、優勝争いが一層熾烈になることが予想される

今回の有原投手の活躍は、彼自身のキャリアにとっても大きな意味を持つ。ただ、プレッシャーのかかる場面でも冷静なピッチングができるのは素晴らしい。チームが優勝争いに食らいつくためにも、今後の彼のパフォーマンスが楽しみだ。
キーワード解説

  • 全球団勝利とは?
  • 完封勝ちとは?
  • 奪三振とは?

SNSでもご購読できます。