巨人・西舘勇陽、阪神戦での投球内容を振り返る

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◆JERA セ・リーグ 阪神2―1巨人(1日・甲子園)— 巨人の西舘勇陽投手が阪神戦で先発し、6回80球を投げて6安打2失点という成績で、今シーズン2敗目を喫しました

西舘は初回、阪神の先頭打者・近本に左前安打を許し、その後2死の場面で佐藤輝にカットボールを捉えられ、右翼線へ先制の適時二塁打を浴びました

ピッチングの内容と反省点

さらに、3回にも先頭打者を出し、1死三塁の状況から中大の先輩である森下に左前適時打を浴びる場面がありました

それでも、西舘は最速153キロを計測した直球やスライダー、カットボールなどを駆使して粘り強い投球を展開しました

特に「クオリティースタート(QS)」、これは6回以上投げて自責点が3点以内という優れた成績を達成したことは評価に値します

試合後のコメント

試合後、西舘は「先頭を出しての失点、さらに先制されてしまって序盤でもう1点取られてしまって、あんまり流れがよくなるようなピッチングではなかった

そこは攻撃につなげれない内容だった」と反省の言葉を述べました

一方で「ランナーがいる状況で最少失点でいけたところは前回よりは全然粘れたので、そこはよかった」と自身の成長を感じた様子が伺えました

今回の試合では、西舘投手が初回と3回に得点を許しましたが、クオリティースタートを達成したことから、悪い内容とは言えない部分もありました。特に、圧倒的な球速と多彩な球種でのピッチングは今後の試合に向けて期待が持てます。
キーワード解説

  • クオリティースタート(QS)とは?:6回以上の投球を行い、自責点が3点以内であることを指し、投手の安定したパフォーマンスを示します。

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