自己最長の7回を投げ、5安打3失点を記録したが、味方の打線の奮闘に恵まれず、今季3敗目に
自己最多の118球を投げ込むも、勝ち星には結びつかなかった
金丸選手はデビュー戦となった5月5日以来、2度目の対戦となるDeNA打線との対戦で、序盤で制球に苦しみ、初回からリズムを崩した
1死一、二塁の場面で4番の牧選手に死球を与え、さらに1死満塁となる難局を迎え、その後蝦名選手に適時内野安打を許し先取点を奪われた
他にもゲッツーを狙った三塁への2点適時内野安打を許し、3回までに3失点と厳しい展開が続いた
しかし、金丸投手は4回以降は見事に立ち直り、7回まで無失点で抑え、三者凡退の快投を続けた
試合後、彼は「2回以降はいつも通りのピッチングができた
初回はもっと緩急を使っていければ、楽に抑えられたかなと思う」と反省の弁を述べた
この日の試合は一時的な停電の影響で開始が15分遅れたが、金丸投手はその影響を感じなかったとコメントしている
一方、井上監督は「停電でリズムが狂わされたのもちょっとあるのかな」と指揮官らしい配慮を見せた
次回の登板については金丸選手自らが「ちょっと考えます」とし、白紙であることを強調した
チームは3連敗で、借金は今季最多の7に達しており、さらなる打開策が求められる状況となっている
今回の試合は金丸投手のポテンシャルを感じさせる一戦だった。初回の不安定な投球から63球を投げ、じっくり修正したことで後半の安定感が際立った。今シーズン中には必ず記録に残るような投球を期待したい。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?選手が高校や大学からプロのチームに指名される際の順位で、特に1位は大きな期待を寄せられる。
- 制球とは?投手がボールを狙った場所に投げる技術で、良い制球が打者を抑えるポイントとなる。
- 自己最長とは?自身の記録の中で最も長い、という意味。試合での成績でも特に特筆すべき事を指す。

