この試合では、シーズンの中盤を迎える中で特に不振が続いていた2名の選手が試合の流れを変える活躍を見せた
小郷選手の重要な追加点
7回には、小郷選手が貴重な追加点を挙げた2死一塁の場面で迎えたロッテの投手・八木投手の4球目、151キロの直球を右中間に運び、適時三塁打を放った
小郷選手は、「思っていたより飛んでなかったですが、悪くはなかった
イメージ通りに久しぶりに打てた」と語り、その喜びを表した
この打席は21打席ぶりとなる安打で、試合の流れを完全に楽天側に引き寄せた
小深田選手の一撃
さらに8回には途中起用された小深田選手が、往年のパフォーマンスを見せる無死一塁の場面で八木選手の初球を147キロ直球で応え、右翼席に放り込む2ラン本塁打を記録した
小深田選手は、「村林選手と話して1つヒントをもらったので、それを試してみた」とコメントし、成功の鍵を握ったヒントについて具体的には語らなかったが、その意気込みが伝わってくる
新たな競争の先に
さらに、楽天球団にはメジャーリーグで通算95本塁打を放った元ヤンキースのボイト選手が6月に入団し、1軍昇格が近づいているこの状況下で、レギュラーの座を巡る競争が一層激しさを増している
苦しんできた選手たちがこの試合を機に復調の兆しを見せたことは、チームにとって明るいニュースとなるだろう
今回の試合は、楽天が苦しんでいた選手たちの復調をかけた熱い戦いとなりました。特に小郷選手と小深田選手の活躍は、チームへの士気を高め、さらなる勝利を期待させるものでした。今後の試合でもこの調子を維持できるかが注目されます。
キーワード解説
- 適時三塁打とは?状況に応じて得点を挙げるために打たれる三塁打のことを指します。
- 本塁打とは?野球で、バッターがボールを打って一周し、得点を挙げることを意味します。
- 直球とは?ピッチャーが投げるストレートのことを指し、速度が速くて打者にとって打ちやすいボールです。

