しかしながら、試合を終えた彼は自身のピッチングを振り返り、悔しさをにじませた
試合の流れ
西舘は初回、先頭の走者・近本に左前安打を許し、その後、2死二塁の場面で4番・佐藤輝に右翼線へ先制二塁打を打たれた続く3回にも先頭・近本から二塁打を許し、元中大の先輩である森下に適時打を献上し、2点を失った
結局、6回6安打2失点で試合を終えたが、今季3度目のクオリティースタート(QS)を達成するも、2敗目を喫する結果となった
西舘の反省と次への抱負
「先頭を出しての失点が多く、さらに序盤にもう1点取られる展開では流れも良くならなかった」と振り返る西舘その言葉には、自身のピッチングに対する反省が表れている
「(先頭打者の出塁を許すのは)自分の技術不足だ
球種を変えるなどして、捕手と話し合いながら次回に向けて準備したい」と前向きな姿勢を見せた
技術的なポイント
西舘は最速153キロの直球を武器にし、カットボールやスライダーを駆使して試合の流れをつくったが、相手エース・才木の投球術に勝ることはできなかったクオリティースタート(QS)とは、投手が6イニング以上を投げ、自責点が3点以内で抑えることを指し、先発投手として求められる重要な指標である
西舘投手の初カード初戦に対する反省は、勝利を追求する選手として非常に重要な姿勢です。今後の試合では、これを糧にさらなる成長が期待されます。また、技術的な改善に向けた前向きな考えは、チーム全体に好影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- クオリティースタートとは?:ピッチャーが試合で6イニング以上投げて、自責点が3点以内に抑えることを言います。これは、投手の安定したパフォーマンスを意味し、チームにとって重要な指標となります。
- 直球とは?:ピッチャーが投げるボールの中で、バッターに対して最も基本的な投球方法です。バッターにとっては捉えやすいですが、速球が投げられれば打ちづらくなります。

