ソフトバンク・有原、完封勝利でリーグ内最大得点差を制す

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◆ソフトバンク1―0日本ハム(7月1日、東京ドーム) ソフトバンクのエース、有原投手が日本ハム戦で見事な投球を披露し、今季初の完投・完封勝利を収めた

この試合は投手戦となり、両チームともに得点が難しい緊迫した展開が続いた

試合は9回2死となった場面で、リーグトップの14本塁打を記録している日本ハムのレイエス選手との対決が注目された

フォークボールの威力

有原は、レイエス選手に対し、4球続けてフォークボールを低めに沈める投球で三振を奪い、試合を締めくくった

フォークボールとは、変化球の一種で、投手が指でボールを挟むことで、打者に向かって落ちるように投げる技術を指す

この日、有原は今季最多の11奪三振を記録し、5勝目を手にした

圧倒的なピッチングとチームへの貢献

試合では、5回まで約1時間というハイペースで進行し、緊張感あふれる攻防が繰り広げられた

ソフトバンクは6回、周東選手の二塁打を起点に中村選手の犠飛で先制点を奪った

これによって得た1点が、有原の完封勝利を支える重要な得点となった

東京ドームでの好成績

有原は東京ドームで通算8勝1敗、ソフトバンクに入団してからは3戦無敗、防御率は驚異の0.82を記録している

小久保監督も「有原に尽きる」と満足げに振り返り、特にホームランが出やすい東京ドームで見せた投球を称賛した

貯金最大の9に
この勝利により、ソフトバンクは今季最大の「9」の貯金を確保し、首位の日本ハムとの差も2ゲームに縮めた

有原の圧倒的なピッチングは、チームの優勝争いにおいて重要な役割を果たすことになるだろう

今回の有原の投球は、投手戦の中で特に印象に残るものだった。1点をしっかり守り切り、試合の流れを支配する姿勢はエースの名に相応しい。一方、打撃陣も今後の試合において、得点力を高める必要があるだろう。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?試合中に投手が相手チームに得点を与えることなく、試合を終えることを指します。
  • フォークボールとは?直球よりも落ちる軌道を持つ変化球で、打者にとっては対応しづらい球種です。
  • 防御率とは?投手がどれだけ安定して投球できているかを示す指標で、数値が低いほど良いとされます。

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