広島、ヤクルトとの接戦を引き分け 末包昇大が貴重な同点本塁打

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6月1日、マツダスタジアムで行われたプロ野球の試合で、広島東洋カープは東京ヤクルトスワローズと激しい戦闘を繰り広げ、最終的に2-2の引き分けという結果になりました

試合は延長12回まで進み、4時間を超える長時間の戦いとなりました

広島は2点を追う展開で、4回には捕手の坂倉将吾選手(27)が右中間に3号ソロ本塁打を放ち、反撃の狼煙を上げました

続く6回には、プロ初の2番打者に起用された外野手、末包昇大選手(29)が左翼スタンドに同点となる7号ソロ本塁打を打ち上げました

末包は、5月13日の巨人戦以来、約1カ月半の沈黙を破る貴重な一発を放ち、チームの勢いを取り戻しました

試合直後のインタビューで、末包選手は「当たりは良かったけど、角度がなかったので、とりあえず外野の頭を越えてくれと思いました」と打球を追いかける姿勢を語りました

この日の試合では初回に守備でミスを犯し、相手チームに得点を許したこともあり、自己反省と自覚を持っていました

「本塁打を手放しでは喜べません」と語る末包選手の姿勢は、チームメイトにも良い影響を与えるでしょう

新井監督は、末包選手を2番打者に起用した理由について「初回に長打力のある選手に打順が回ることで、相手にとってプレッシャーになると思った」と説明しました

また、今季は四球を取ることも増え、得点圏でも走力を生かせるとの期待を示しました

末包選手は、ここ最近の低迷をも乗り越え、打撃フォームを見直し、月間打率を224にまで上げてきました

「6月は逆境をプラマイゼロに戻す作業でしたが、良い方向に向かっていると感じています」と語り、これからの活躍に自信を持つ様子でした

今回の試合では、広島がヤクルト相手に接戦を繰り広げ、引き分けに終わりました。特に末包昇大選手の同点本塁打は、チームにとって大きな意味を持っていました。守備のミスを挽回しようとする姿勢が、今後の活躍に繋がることを期待したいです。
キーワード解説

  • 延長:試合が通常の進行時間を超えて引き続き行われること。
  • ソロ本塁打:ランナー無しで一人で本塁打を打つこと。
  • 打順:打者が打席に立つ順番のこと。
  • 守備:野球において、守る側のプレー全般を指す。
  • 反撃:不利な状況から逆転を狙い攻めに転じること。

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