巨人・井上温大投手が直面する偶数回の課題とは

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今季、読売ジャイアンツの井上温大投手(24)は、プロ野球において重要な役割を果たしている

彼はここまで12試合に先発し、3勝6敗、防御率は3.38という成績を残している

防御率とは、投手がどれだけ点を取られたかを示す指標で、数字が低いほど投手のパフォーマンスが良いことを意味する

しかし、井上投手には明らかな課題がある

彼が投げた69回1/3のイニングの中で、失点は30点にのぼるが、特筆すべきはその失点数がイニング別に分けられると、顕著な偏りが見られる点だ

1回には3点、2回には11点、3回には4点、4回には7点、5回には1点、6回には3点、7回には1点、そして8回には無失点と、特に偶数回の投球成績が芳しくない

井上投手の投球成績を分析

イニング 失点 防御率
1回 3点 1.18
2回 11点 6.03
3回 4点 N/A
4回 7点 N/A
5回 1点 N/A
6回 3点 N/A
7回 1点 N/A
8回 0点 N/A
井上投手の成績を見てみると、奇数回には防御率1.18と非常に好調であることがわかるが、偶数回には防御率6.03と、まるで別人のようなパフォーマンスとなっている

今後の阪神戦では、この鬼門とも言える偶数回を無失点で乗り切れるかが注目される

井上投手の成績は、特に偶数回にパフォーマンスが落ちることが大きな課題だ。これを克服することで、今後の試合でも安定した投球が期待できる。偶数回の失点を減らすことが、彼のさらなる成長につながるだろう。
キーワード解説

  • 防御率とは?投手が投球した際に、どれだけ得点を許したかを示す数値で、低いほど優れた投手と言える。
  • イニングとは?野球の試合における1つの攻撃と守備のセットを指し、通常1チームが3アウト取られるまで続く。

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