DeNA井上絢登、今季初昇格で打線の救世主となるか

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2025年7月2日、横浜スタジアムにてDeNAが中日と対戦し、井上絢登内野手(25)が今季初めて1軍に昇格した

この昇格は、36歳のベテラン捕手・伊藤光の故障に伴うもので、攻撃力を強化する意図がある

井上絢登の昇格背景

井上はイースタン・リーグにおいて58試合に出場し、打率.266、8本塁打、OPS(出塁率と長打率を足した値)の749を記録

特に、6月には打率.380、4本塁打を打つなど調子が上昇しており、前日の1日に行われた西武戦でも2安打を放っていた

このパフォーマンスが、井上の1軍昇格の契機となった

チームの得点力不足

前日の中日戦では、DeNAが32イニングぶりに得点を挙げたものの、内野安打による3得点にとどまった

三浦大輔監督(51)は試合後、「追加点が出ないことが今、苦しんでいる点」と語り、攻撃力の不足を指摘した

伊藤光の状況について

伊藤は開幕時に1軍を逃したものの、イースタン・リーグで36試合に出場し、打率.343、2本塁打、OPS.881という好成績を収めて6月18日に1軍に昇格

代打として6試合に出場したが、9打数無安打と振るわず、前日の中日戦では代打で三振を喫している

今後の展望
井上が1軍に定着することで、DeNAの打線が活性化するか成功を願うファンの期待が高まる

実際に井上が持つ打撃力がチームの不足を補うことができるのか、今後の試合が注目される

井上絢登の1軍昇格は、チームの打線強化に向けた重要な動きだ。選手としての成長を見せた井上が、どれだけチームに貢献できるか注目される。また、伊藤光の不振も影響しているため、今後の彼の復調にも期待したい。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:プロ野球の下部リーグで、主に1軍選手のステータスを確認するための場として機能している。
  • OPSとは?:出塁率と長打率を足した指標で、打者の攻撃力を評価するための重要な数字だ。

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