この昇格は、36歳のベテラン捕手・伊藤光の故障に伴うもので、攻撃力を強化する意図がある
井上絢登の昇格背景
井上はイースタン・リーグにおいて58試合に出場し、打率.266、8本塁打、OPS(出塁率と長打率を足した値)の749を記録特に、6月には打率.380、4本塁打を打つなど調子が上昇しており、前日の1日に行われた西武戦でも2安打を放っていた
このパフォーマンスが、井上の1軍昇格の契機となった
チームの得点力不足
前日の中日戦では、DeNAが32イニングぶりに得点を挙げたものの、内野安打による3得点にとどまった三浦大輔監督(51)は試合後、「追加点が出ないことが今、苦しんでいる点」と語り、攻撃力の不足を指摘した
伊藤光の状況について
伊藤は開幕時に1軍を逃したものの、イースタン・リーグで36試合に出場し、打率.343、2本塁打、OPS.881という好成績を収めて6月18日に1軍に昇格代打として6試合に出場したが、9打数無安打と振るわず、前日の中日戦では代打で三振を喫している
今後の展望
井上が1軍に定着することで、DeNAの打線が活性化するか成功を願うファンの期待が高まる実際に井上が持つ打撃力がチームの不足を補うことができるのか、今後の試合が注目される
井上絢登の1軍昇格は、チームの打線強化に向けた重要な動きだ。選手としての成長を見せた井上が、どれだけチームに貢献できるか注目される。また、伊藤光の不振も影響しているため、今後の彼の復調にも期待したい。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは?:プロ野球の下部リーグで、主に1軍選手のステータスを確認するための場として機能している。
- OPSとは?:出塁率と長打率を足した指標で、打者の攻撃力を評価するための重要な数字だ。

