プロ野球の福岡ソフトバンクホークスの柳町達選手が、日本ハムの加藤貴之投手から死球を受けた
この試合で、ソフトバンクは1点を追う初回に1死二塁の場面で、初球のシュートが右肘に当たった
柳町選手は打率がリーグトップに位置しており、今シーズンは35四球を選ぶなど選球眼に優れた選手である
しかし、今回の死球は彼にとって今季2個目のもので、前回の死球は6月10日の巨人戦に遡る
この回は続く中村晃選手が二ゴロ併殺に倒れ、無得点に終わった
一方で、加藤投手は制球力に定評があり、今季は10試合に登板し59回⅔を投げたが、与えた四球はわずか6つ、死球は1つと非常に安定した成績を収めている
前回の死球は6月21日の中日戦で出たが、柳町選手への死球が珍しい場面となった
試合後には小久保監督が、「点が入りそうで入らんかったから」と試合の展開について振り返る一幕も見られ、今後の試合に向けたチーム状況が気になるところだ
今回の柳町選手の死球は非常に痛ましいもので、特に彼がリーグトップの打率を誇る選手であるだけに、チームに与える影響は計り知れません。加藤投手の安定した投球も印象的ですが、制球力が高い選手による死球は野球では珍しい出来事とも言えます。今後の復帰を期待したいところです。
キーワード解説
- 死球とは? 野球において、打者が投手から投げられた球が体の任意の部位に当たることを指します。打者は自動的に塁に進むことができる特典があります。
- 選球眼とは? 選手がボールを判断してスイングする能力のことを指し、良い選球眼を持つ選手は多くの四球を獲得できます。
- 制球力とは? 投手がボールを意図した場所に正確に投げる能力のことです。制球力が高いと、与える四球や死球が減ります。

