ヤクルト・奥川恭伸、粘投も初勝利逃す~今季の成績は依然として厳しい状況が続く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 「広島-ヤクルト」(2日、マツダスタジアム)において、東京ヤクルトスワローズの若きエース、奥川恭伸投手が先発登板しました

彼はこの試合で6回を2失点という成績を残し、見応えのあるピッチングを披露しましたが、再び今季初勝利を逃しました

 奥川選手は、6月13日のロッテ戦以来の1軍先発マウンドに立ちました

この試合では、序盤に1点の援護を受けたものの、3回裏に問題が発生しました

1死二塁の場面で中村奨選手に甘いスライダーを投げてしまい、これを見事に打たれてしまいました

その結果、逆転の2ランホームランを許しました

この瞬間、奥川選手の表情には明らかな苦悩が現れました

 しかしながら、奥川選手はすぐに立ち直りを見せました

5回には再び1死二塁の場面で中村選手に対し、ストライクを先行させ、最後はフォークボールで空振り三振を奪いました

続く矢野選手もアウトローを攻める巧みな投球で連続三振を奪い、中盤までの投球を安定させました

 6回にも続投した奥川選手は、内山選手の好プレーに支えられ、中軸を三者凡退に打ち取ります

それでも、勝利投手の権利を得ることはできず、試合を有利に進めることができたのは彼のピッチングのおかげです

 なお、奥川選手は今季の開幕投手を務めたにもかかわらず、ここまでの6試合で0勝3敗、防御率は5.81と不安定な成績が続いており、1軍と2軍を行き来する状況が続いています

今回の試合においても力投を見せつけましたが、なかなか結果につなげることができない厳しい状況が続いています

今回の試合でも奥川選手はその実力を見せましたが、勝利には結びつきませんでした。特に彼の投球は力強さを感じさせますし、ホームランを打たれた後の立ち直りも評価されるべきです。しかし、今季の成績を見ると、本人もさぞ無念なことでしょう。これからの試合でぜひその力を証明してほしいです。
キーワード解説

  • 先発投手とは?投手の中でも特に重要なポジションで、試合の最初から投げる役割を担う選手を指します。
  • フォークボールとは?投手が投げる変化球の一つで、ボールが急激に落ちる特性を持っています。
  • 防御率とは?投手が与えた失点の割合を示す指標で、数字が低いほど優れた成績を意味します。

SNSでもご購読できます。