ヤクルト・奥川が6回4安打2失点 初勝利目前も明るい表情でマウンドを降りる

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<広島-ヤクルト>◇2日◇マツダスタジアムでの試合において、東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸投手(24)は、今季初勝利を逃したものの、6回4安打2失点という成績を収め、先発投手としての役割を全うした

奥川選手は特に初回はリズム良く投球に入り、見事に立ち上がりを乗り切った

試合の詳細

奥川投手は、捕手からボールを受け取ると迷いなく早いテンポで投球モーションに入るスタイルを持ち、そのスピード感は観客に好評だった

先頭打者の中村奨を右飛に仕留め、続く小園には131キロのスライダーで見逃し三振を奪った

しかし、2死後に小園に二塁打を許すも、ファビアンを右飛に抑え、初回を無失点で切り抜けた

調子が良かった横川

奥川選手はこれまでの5試合では初回に失点を喫しており、その点においても今回の無失点は大きな評価を得ている

試合を重ねるごとにコンディションが整い、6回には3者凡退を達成し、球数は80球で終了した

課題のホームランを浴びたものの

しかし、試合の中での課題もあった

3回1死二塁の場面で、中村奨に対して左翼への2ランホームランを浴びてしまった

中村は2017年に甲子園で1大会6本塁打を放った実績を持つ打者であり、奥川選手のスライダーが真ん中に入ってしまったところを捉えられた結果である

このホームランは奥川にとって悔いの残る1球となった

明るい未来を感じる奥川
それでも、5回の1死二塁の場面では中村奨を空振り三振で仕留め、リベンジを果たすことができた

今季の先発としては7試合目を迎えたが、初勝利はお預けとなったものの、試合後には明るい表情でベンチを後にした

今回の試合での奥川選手は、初回を無失点で切り抜けるなど順調な立ち上がりを見せましたが、課題のホームランを浴びてしまい悔しさも残る結果に。このように、彼が今後どのように課題を克服し、さらなる成長を遂げるかに注目が集まります。
キーワード解説

  • ピッチングとは?投手がバッターに対してボールを投げる行為のことで、選手の技術や戦術が重要な役割を持ちます。
  • スライダーとは?ボールが横に曲がる変化球で、打者を欺く際に使われることが多い球種です。
  • ホームランとは?打者がバッティングによってボールをスタンドの外に飛ばすことを指し、得点のために非常に重要なプレーです。

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