DeNAの井上絢登、プロ初本塁打をグランドスラムで決める

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DeNA井上絢登選手、プロ初本塁打を逆転グランドスラムで飾る

2025年7月2日、横浜スタジアムで行われたプロ野球の試合において、横浜DeNAベイスターズの井上絢登外野手(25)がプロ初本塁打を記録した

この試合はDeNAが中日ドラゴンズを4-3で下した一戦で、井上は試合の勝利を決定づける逆転満塁本塁打を放ち、ファンやチームメイトから歓声が上がった

井上選手は、前日に一軍昇格したばかりで、「6番左翼」にスタメンとして名を連ねた

試合は1回2死満塁と緊迫した状況で、今季初打席を迎えた

中日先発の高橋宏投手の3球目、低めに投じられたスプリットボールを振りぬき、右中間席への弾丸ライナーを放った

昨シーズンは8安打を記録したものの、本塁打は無かった井上選手がプロ2年目にして放つ初本塁打が、豪快なグランドスラムという特別なものであった

これにより、球団としても19年の楠本以来の快挙とされ、井上選手の躍進が期待される

井上選手は試合後、「先輩方がつないでくれたチャンスだったので、思い切ってスイングしました!」と自信満々に振り返った

今季はイースタン・リーグで58試合に出場し、打率2割6分6厘、8本塁打、OPS・749という好成績を挙げており、特に6月には打率3割8厘、4本塁打を記録するなど、絶好調な状態を維持している

1軍の打線は前日の中日戦で32イニングぶりに得点を挙げるも、内野安打での3得点が限界で、打線の得点力不足が課題として残っていた

三浦大輔監督は試合後、「追加点が出ないところが今、苦しんでいる」と話しており、井上選手の活躍がチームにとって大きな支えとなることが期待される

試合後にはお立ち台に上がった井上選手がファンに向け、「うちゅうー!」という迷言ともとれる発言をし、観客を楽しませる一幕もあった

今後の井上選手の成長と、DeNAの打線の再活性化が待たれる

井上選手がプロ初本塁打を逆転グランドスラムで決めたことは、ファンやチームにとって嬉しい驚きであり、今後のさらなる活躍を期待させるものでした。特にチームの得点力不足が課題となる中、彼の一打は大きな励みになるでしょう。
キーワード解説

  • グランドスラムとは?:一度の打席で満塁の状況から本塁打を打つことを指します。これにより、4点を一度に追加することができます。
  • OPSとは?:出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の打撃力を評価するために用いられます。OPSが高いほど、選手の打撃成績が良いとされます。
  • イースタン・リーグとは?:プロ野球の日本の二軍リーグの一つで、関東を中心とした球団が参加しています。このリーグでの成績が一軍昇格の指標となることが多いです。

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