先発投手の井上温大は7回を投げ、6安打無失点という素晴らしい成績を残したものの、打線の援護が得られず、8回の打席で代打が送られることとなった
試合は、阪神の先発左腕、大竹耕太郎が8回まで無得点に抑え込む展開に
8回に入ってから、巨人が本塁での判定を巡り波乱の展開を迎える
あるプレーで一度はアウトの判定が下されたが、後に覆った
この判定を巡って巨人の阿部慎之助監督は審判に説明を求め、抗議が過熱
結果、退場処分を受ける事態となった
この場面は、巨人にとって非常に痛手となる
阿部監督の退場は1974年の川上哲治監督以来、51年ぶりという歴史的な瞬間でもあった
阿部監督自身も現役時代の2014年に阪神戦で退場した経験があるが、チームとしてはそれ以来の退場者となる
◆巨人・川上哲治監督の退場 1974年7月9日、大洋戦(川崎)で現役時代に初の退場処分を受けた
試合中、相手投手の内角球が選手に当たった際、審判がファウルと判定したことに対し、監督が抗議し退場処分を受けた
判定は変わらず、その後のシーズンに影響を与えた
今回の巨人と阪神の試合では、阿部監督の退場処分が注目される局面でした。今季の巨人は苦戦を強いられており、特に打線の状態が良くないように感じます。試合の流れを変えるためには、選手たちが結束して戦う必要があるでしょう。
キーワード解説
- 退場処分とは?野球の試合中、選手や監督が審判の判断に対して不満を持ち、抗議が行われた結果、試合から出されることを指します。退場処分を受けると、再びその試合に関与することは許されません。
- セ・リーグとは?日本のプロ野球における2つのリーグの一つで、全国の12チームが所属しています。セ・リーグでは指名打者制度を採用しているため、投手の打席に代打を送ることが一般的です。

