自信はあります」と断言した
試合は0―0のまま8回を迎え、この回から登板した巨人の2番手左腕・中川が2死から阪神の森下と佐藤輝に連続四球を与え降板
続いて3番手右腕・田中瑛がマウンドに上がった
その後、大山が初球を叩いた打球は遊撃手の泉口のグラブを弾き、内野安打となった
二走の森下は一度は本塁でアウトとなったが、阪神のリクエストによるリプレー検証の結果、判定が覆り本塁生還が認められ、巨人は先制点を奪われた
この場面で、阿部慎之助監督(46)がベンチを出て投手交代を告げたが、その際にリプレー検証の結果に抗議したことで退場処分を受けた
巨人監督が退場となるのは1974年7月9日の大洋戦以来51年ぶりである
クロスプレーの場面では、吉川が素手でボールを拾いバックホームした送球はやや一塁側に逸れ、捕手の甲斐はこれをうまく捕球した
一瞬の隙をついて、二走の森下は左手をホームベースに伸ばしたが、甲斐はここで森下にタッチした
オーバーランの形となった森下は体勢を変えて再度右手を伸ばしたが、甲斐は再びタッチを試み、球審の判定はアウトとなった
しかし、その後のリプレー検証で判定が覆り、セーフと認定された
プレーの当事者である甲斐は、「全然タッチしてますよ
絶対タッチしてます
どこでどうセーフになったかという
間違いなくタッチはしてます」と断言し、「先にタッチしてます
自信はあります」と強調した
今回の試合は、巨人と阪神の間の重要な一戦であり、特に8回のクロスプレーが試合の流れを大きく変えました。甲斐捕手がタッチを主張する一方で、リプレー検証により判定が覆るというドラマが展開され、甲斐の自信が結果に反映されなかったことは、野球の難しさを改めて感じさせるものでした。
キーワード解説
- クロスプレーとは? 野球において、走者と守備側が同時に同じ場所に到達した際に発生するプレーを指します。特に本塁付近では、タッチを誤るとセーやアウトの判定が大きく影響します。
- リプレー検証とは? 試合中に判定の確認を行う制度で、特に重要なプレーに関しては、映像をもとに審判が再評価を行います。これにより誤った判定を訂正することが可能です。
- 退場処分とは? 試合中に選手や監督がルール違反を犯すことで、審判によって試合から除外されることを指します。通常は抗議やルール違反が理由となります。

